今回のリニューアル戦略の最大のポイントは、3カ所あった入り口を1つに集約したこと。入場者全員がまず夕日の丘商店街のアーケードを通ることで、昭和の世界観に没入してから他のアトラクションに進ませるのが狙い

新「西武園ゆうえんち」 “平和”と“恐怖”の落差が狙いか

2021年05月20日
  • エントランスから“昭和感”全開の新「西武園ゆうえんち」。料金は1日レヂャー切符(フリーパス)が大人4400円、小人3300円(いずれも税込み)
  • 今回のリニューアル戦略の最大のポイントは、3カ所あった入り口を1つに集約したこと。入場者全員がまず夕日の丘商店街のアーケードを通ることで、昭和の世界観に没入してから他のアトラクションに進ませるのが狙い
  • 1階が商店で2階が住居という昭和の商店スタイルを再現するため、2階部分に植木や洗濯物などを配置して生活感を演出
  • 商店街の至る所で入場者を巻き込んだ住人たちのパフォーマンスが繰り広げられる
  • 分かりやす過ぎるルックスの泥棒とお巡りさんのアクロバティックなチェイスは目玉の1つ
  • 「美空ひばりがつまずいた小石もおまけにつけてこの値段!」とユーモラスな口上で盛り上げる八百屋さん
  • 「中富米店」で生米を購入すれば、懐かしいポン菓子作りも体験可能。出来たての香ばしさとサクサクの軽い口当たりは今の子供にも受けそうだ
  • 「喫茶ビクトリヤ」の「スパゲッティ・ナポレターナ」(90園)はデミグラスを加えた特製ケチャップソースと隠し味にバターがきいたコク深い味わい
  • 「肉のおほみ」のクロケットは黒毛和牛入りの本格派
  • 「駄菓子 夢見堂」では、「西武園ゆうえんちサブレ」(90園)、「西武園ゆうえんちスナック」(30園)、「メロンクリームソーダわらび餅」(60園)などが購入できる
  • しつこ過ぎる注意書きだが、これでも全然足りないと思えるほどの迫力
  • 入場してまず驚かされたのは、座席を覆うほどの巨大なスクリーン。壮大なサウンドとともに、謎の巨大生物同士の死闘にいきなり巻き込まれる
  • レオランドは長年愛され続けたアトラクションを生かし、ソフト面で改良を加えているのがポイント。ジェットコースター「アトムの月面旅行」は目の前に突然、敵のプルートウが現れて猛スピードで急旋回を繰り返すスリル満点の演出で盛り上がる
  • 懐かしい回転ティーカップアトラクション「レオとライヤのジャングルダンスパーティー」
  • 「ジャングル大帝レオ」のレオの肉球をイメージしたグミ「レッツゴー!レオランド 肉球グミ」(50園)