FOOD & LIFE COMPANIES(フードアンドライフカンパニーズ)は2021年5月13日、スシローグローバルホールディングスからの社名変更後初となる事業戦略発表会で、主軸事業であるスシローが都市部および海外の出店を加速していることを報告した。3月以降、都市部の出店は4店舗。海外は3月末にタイ1号店をオープン、9月末までには中国にも進出する予定だ。

あきんどスシローは、回転すしの「スシロー」を都市部に次々と出店している
あきんどスシローは、回転すしの「スシロー」を都市部に次々と出店している

 FOOD & LIFE COMPANIESの主軸事業である回転すしの「スシロー」は都市部への出店に力を入れており、2021年3月18日には東京・新宿三丁目店、4月22日には大阪・梅田茶屋町店をオープンした。さらに、6月10日には東京・渋谷店、その後は東京駅八重洲口店をオープンするという。

 「スシロー」を運営するあきんどスシロー(大阪府吹田市)の堀江陽社長によれば、東京駅八重洲口店は店内食に加えて持ち帰りの「スシロー To Go」を併設するハイブリッド型になるとのこと。従来のスシローも持ち帰りに対応しているが、予約注文の必要がないという点で、スシロー To Goはスシローの持ち帰りとは異なると堀江社長は説明する。

東京駅八重洲口店は店内食、予約注文による持ち帰り、通りがかった人の持ち帰り、デリバリーと、すべてのニーズに対応する
東京駅八重洲口店は店内食、予約注文による持ち帰り、通りがかった人の持ち帰り、デリバリーと、すべてのニーズに対応する

 また、あきんどスシローは海外への展開も進めており、21年5月13日時点で台湾(22店舗)、シンガポール、韓国(各9店舗)などアジア圏に全49店舗がある。このうち香港の店舗で培ったノウハウを生かし、中国本土第1号店を広東省に出店する計画を進行中だ。コロナ禍で1年の延期となった「2020年ドバイ国際博覧会」へも日本館レストラン事業として参加。同博覧会が開催される21年10月から約半年間、日本館内に出店する。

 この日の発表会ではスシロー、持ち帰りすし専門店「京樽」、都市型・中価格帯の回転すし「海鮮三崎港」、大衆寿司居酒屋「鮨・酒・肴 杉玉」、新業態「むすび寿司」の全店舗(約900店舗)で合同キャンペーン「あっぱれ、日本!超すし祭」を実施することも明らかにした。京樽、海鮮三崎港などを運営する京樽(東京・中央)は、吉野家ホールディングスとの株式譲渡契約により、21年4月からFOOD & LIFE COMPANIES傘下に入ったばかり。ブランド横断の取り組みは、FOOD & LIFE COMPANIES初の試みとなっている。

「あっぱれ、日本!超すし祭」では、スシローは「天然本鮪と天然インド鮪 食べ比べ」(税込み1075円)を数量限定で提供。持ち帰り限定のセットも用意した
「あっぱれ、日本!超すし祭」では、スシローは「天然本鮪と天然インド鮪 食べ比べ」(税込み1075円)を数量限定で提供。持ち帰り限定のセットも用意した

 このキャンペーンの開催に合わせ、スシローではサイドメニューの「超コラボ3連発」も実施する。21年5月14日スタートの第1弾は、「あら炊き塩らぁめん」が人気の麺屋 海神が監修した「魚介に超惚れこんだ塩ラーメン」を提供。6月2日からの第2弾では甘辛大阪カレーにうどんだしを合わせた「あの人が!超べた惚れカレーのうどん」、6月23日からの第3弾では「スシロー史上最大の超デカ盛りスイーツ」の提供を予定している。

サイドメニューのキャンペーンも並行して開催する
サイドメニューのキャンペーンも並行して開催する

(写真提供/FOOD & LIFE COMPANIES)