全国小売店の販売データを集計する日経POS情報で、2021年3月の来店客千人当たり販売金額の前年同月比伸び率を調査した。食品カテゴリーの増加率ランキング1位は前月に続き「ココア・チョコレート飲料」。前月比微減だった「シリアル類」を小分類で見ると、「オートミール」が躍進していた。

オートミールの売り上げがコロナ禍で急上昇(写真/Shutterstock)
オートミールの売り上げがコロナ禍で急上昇(写真/Shutterstock)

 日経POS情報の食品カテゴリー(大分類)における2021年3月の来店客千人当たり販売金額前年同月比伸び率1位は「ココア・チョコレート飲料」(95.9%増)。21年2月に続き森永乳業が石屋製菓「白い恋人」とコラボした限定発売の「白い恋人ホワイトチョコレートドリンク」が好調で順位を引き上げた(関連記事「『白い恋人』効果でチョコ飲料が1位 POS売上増加率ランキング」)。

日経POS情報 食品カテゴリー(大分類)における千人当たり販売金額の前年同月比増減率ランキング
日経POS情報 食品カテゴリー(大分類)における千人当たり販売金額の前年同月比増減率ランキング

 同2位は「スピリッツ」(52.5%増)。販売金額トップのサントリー「ジャパニーズジン 翠(SUI)」(40度、700ml)は千人当たり販売金額134.2円で、2位「ビーフィーター ジン」(同35.4円)に約100円の差をつけて売れ筋になっている(関連記事「サントリー国産ジンが好調 32億の設備投資で生産能力2倍以上に」)。

 同3位は「ココア・牛乳用ドリンクミックス」(35.8%増)。ツイートをきっかけに品薄になり、供給体制を整えるために販売を休止していたネスレ日本(神戸市)の麦芽飲料「ミロ」が21年3月に販売を再開したことで人気が再燃。同カテゴリーの伸びに貢献した(関連記事「『ミロ』はツイートでブレイクして販売休止に 大人女性に響いた?」)。

日経POS情報 食品カテゴリー(小分類)における千人当たり販売金額の前年同月比増減率ランキング
日経POS情報 食品カテゴリー(小分類)における千人当たり販売金額の前年同月比増減率ランキング
千人当たり販売金額100円以上のカテゴリーを対象
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