音声SNSといえば「Clubhouse(クラブハウス)」が話題だが、国産の音声SNS「パラレル」も日本を含むアジア圏で100万ダウンロードを超える人気となっている。クラブハウスとは何が違い、何がウケているのか。アプリを開発したReact(リアクト、東京・港)の代表2人に話を聞いた。

Z世代に抜群の人気を誇る「パラレル」
Z世代に抜群の人気を誇る「パラレル」

オンライン上のたまり場に居心地の良さ

 「パラレル」は、友達同士の共有スペース“ルーム”を利用してリアルタイムのコミュニケーションを楽しむ通話SNSアプリ。通話をしながら「UNO(ウノ)」や「大富豪 Online」といったミニゲームを楽しんだり、YouTubeを一緒に視聴したりできるのが特徴だ。コロナ禍の影響によりビジネスではリモートワークが急速に広まったが、若者世代でも友達同士の交流がオンラインに移行しつつある。利用者の70%を20代半ばまでのZ世代が占める「パラレル」のデータを2020年2月時点と12月時点で比較すると、利用者数は710%増、月間の通話時間も660%増という伸びを見せている。

 コミュニケーションという点ではWeb会議サービス「Zoom」などを利用したオンライン飲み会も市民権を得てきたが、「パラレル」が決定的に違うのは特定の“目的”がないことだ。オンライン飲み会の場合は「◯月□日の△時に、このミーティングスペースにログインして酒を飲みながら雑談しましょう」といった時間と目的が明確に決まっている。これに対し「パラレル」では、気が向いたときにログインすればいいし、特に何かをするというわけでもないので、どこかのタイミングで解散となることもない。

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