au、UQブランドにも割安プラン導入

 auブランドでは「使い放題MAX 5G」と「使い放題MAX 4G」を21年3月より提供する。月額6580円でデータ通信が使い放題になるプランで、利用量が3GB以下の月は自動的に1500円割り引きされる。「auスマートバリュー」などの各種割引を適用することで料金をさらに抑えられる。

 UQブランドのUQ mobileでは、従来より値下げし、余ったデータ容量を翌月に繰り越せる「くりこしプランS」「同M」「同L」を21年2月1日より提供する。最も安価な「くりこしプランS」は月間3GBまでのデータ通信を月額1480円で利用できるプランで、これまでの「スマホプランS」の月額1980円より500円安い。3GBを超過した場合は通信速度が最大300kbpsになる。UQ mobileも今夏に5Gに対応する。なお、au、povo、UQ mobileの間での契約変更手数料は0円となる。

 料金引き下げにより業績への影響が懸念されるが、高橋社長は「(料金引き下げの)いろいろな話があったのはこれまでの報道の通り。povoは思い切って出した料金プランで、業績への影響はあると考えている。KDDIではライフデザイン分野、ビジネス分野が非常に伸びており、そこでリカバーしていく」と、成長分野でカバーしていく考えを示した。

 20年12月にahamoを発表したNTTドコモ、同月にその対抗プランを発表したソフトバンクに対し、やや出遅れていたKDDI。同社がpovoを発表したことにより、大手キャリアの新料金プランが出そろった。菅政権が携帯料金引き下げを選挙公約に打ち出して以来、対応に追われてきた携帯各社だが、これで一段落となるか。

(画像提供/KDDI)