2020年12月17日~19日に行われた「Smart Kitchen Summit JAPAN(SKSJ) 2020」(主催シグマクシス)のリポート第2弾。初日に登壇したラーメン自動販売ロボットを展開する米Yo-Kai Expressの創業者でCEO(最高経営責任者)のAndy Lin氏は、21年にも日本に進出する考えを示した。
米サンフランシスコの街中や米テスラ、米Netflixなどの企業内にラーメン自動販売ロボットを展開するYo-Kai Express。その創業者でCEOのAndy Lin氏が、SKSJに登壇した。Yo-Kaiというネーミングは日本人にとってなじみのある「妖怪」が基になっており、「妖怪がいつでもどこでも現れるのと同じように、いつでもどこでも食べられることを表している」とAndy Lin氏は語る。
同社が展開するラーメン自動販売ロボットは、キャッシュレスで24時間いつでもラーメンやうどん、フォーなどのメニューを食べられる自動販売機だ。
「米国ではホテルや企業など様々なところに設置している。いろいろなレストランのオーナーがこのプラットフォームに参加し、この自販機で購入できるようになる。日本のラーメン店から10店、米国から6店、それぞれ現地で非常に有名なレストランと交渉している。店舗で提供するだけでなく、レシピをいただいてこの自販機で販売するのは将来の食の売り方の形だと思う」(Andy Lin氏)
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