日経クロストレンド「未来消費カレンダー」は、将来話題となりそうな新製品、新施設、商戦・イベントなどの予定を一覧できるサービスだ。新着情報を毎週金曜日に更新している。2021年夏「富士急ハイランド、『FUJIYAMA』の頂上部分に展望台を開設」など21件の情報を追加した。

【2020】
12月30日 東急電鉄、年末年始は土休日ダイヤで運転
東急電鉄は、年末年始期間において、東急線全線(東横線、目黒線、田園都市線、大井町線、池上線、東急多摩川線、世田谷線、こどもの国線)を土休日ダイヤで運転する。21年1月3日まで。なお、大みそか深夜から元日早朝にかけての終夜運転と運転時間の延長は東急線全線で実施しない。

12月30日 阪急電鉄と能勢電鉄、大みそかの臨時列車による延長運転を中止
阪急電鉄と能勢電鉄は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、予定していた大みそかの臨時列車による延長運転を中止する。阪急電鉄は土曜・休日ダイヤで、能勢電鉄は日曜・祝日ダイヤで運行する。20年12月30日から21年1月3日まで。

12月31日 京王電鉄、大みそかの終夜運転を取りやめ
京王電鉄は、新型コロナウイルス感染拡大防止と国土交通省や東京都による大みそかの終夜運転の中止要請などを踏まえ、20年12月31日から21年1月1日にかけての終夜運転及び臨時座席指定列車(京王ライナー)の運転を取りやめる。京王線・井の頭線ともに、土曜・休日ダイヤで運行する。

12月31日 京浜急行電鉄、年末年始特別ダイヤを取りやめ
京浜急行電鉄は、新型コロナウイルス感染拡大防止と1都3県知事からの共同要請及び国からの要請を踏まえ、20年12月31日から21年1月1日の終夜運転を取りやめる。また、元旦早朝に計画していた特急列車(午前5時品川発予定の1本)の増発についても運転を中止する。20年12月30日から21年1月3日まで土休日ダイヤで運行する。

【2021】
1月1日 小田急電鉄、元日早朝の臨時列車の運転を中止
小田急電鉄は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、元日早朝に運転を予定していた臨時特急「ニューイヤーエクスプレス号」「メトロニューイヤー号」及び「臨時各駅停車」の運転を中止する。既に購入済みの特別急行券は各駅窓口で全額払い戻しする。本運休による払い戻し手数料はかからない。

1月5日 森永製菓、「コラーゲンモイストジェル」発売
森永製菓は、コラーゲンを使ったオールインワン化粧品「コラーゲンモイストジェル」を発売する。厳選した5種類のコラーゲンに加えて、ヒアルロン酸、エラスチン、セラミド、ビタミンCを配合した。内容量は50グラム。

1月19日 サントリー、「プレモル ダイヤモンド麦芽<初仕込>」など発売
サントリービールは、「ザ・プレミアム・モルツ ダイヤモンド麦芽<初仕込>」(アルコール度数5.5%)と「同<香る>エール ダイヤモンド麦芽<初仕込>」(アルコール度数6%)を数量限定発売する。収穫・精麦後に空輸で初入荷したダイヤモンド麦芽を一部使用して仕上げた。容量は、350ミリリットルと500ミリリットルをラインアップする。

1月21日 ヤマト、「アラビックヤマト パステルカラー」を限定発売
ヤマトは、液状のり「アラビックヤマト パステルカラー」を限定発売する。やわらかなパステルカラー全5色をラインアップ。全国有名文具店、生活雑貨店、量販店などで販売する。内容量は50ミリリットル。

1月 ルイ・ヴィトン、動物をモチーフにしたイヤホンケースを発売
ルイ・ヴィトンは、愛らしい動物をモチーフにしたイヤホンケースを発売する。犬や猫をかたどったデザインに仕上げたシリーズは、ヌメ革とモノグラム・キャンバスを使用。スナップフック付きでバッグやベルトにも取り付けできる。また、イヤホンをケースに入れたまま充電できるように開閉部を仕上げた。

DNP×MIRAIBAR、空中ディスプレー入力端末を発売

2月24日 「サッポロ サクラビール」が数量限定発売
サッポロビールは、「サッポロ サクラビール」を数量限定で発売する。大正2年(1913年)から昭和初期に世界で親しまれた歴史あるビールを現代風にアレンジした。香ばしいコクと、すっきりとしたのどごしを両立させたバランスの良い味わいが特徴。パッケージは、350ミリリットル缶と500ミリリットル缶をラインアップ。アルコール分は5%。

2月 JAL、2月~3月発券分の国際線「燃油特別付加運賃」を非適用
日本航空は、21年3月の発券分まで国際線の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を非適用とする。同社は、燃油特別付加運賃額を2カ月ごとに、直近2カ月間の燃油市況価格平均に基づき見直している。20年12月から2021年1月の発券分に引き続きの非適用となる。

3月11日 ホンダ、大型クルーザーモデル「Rebel 1100」を発売
Hondaは、水冷・4ストローク・OHC・直列2気筒1082ccエンジンを搭載した大型クルーザーモデル「Rebel(レブル)1100 Dual Clutch Transmission」をHonda Dreamから発売する。

3月13日 JR東日本、東北・北海道新幹線のグランクラス料金を値下げ
JR東日本は、東北・北海道新幹線、一部新幹線・在来線特急列車の車内販売サービスを終了する。これに伴い、東北・北海道新幹線「はやて」「やまびこ」のグランクラス料金を値下げする。例えば、現在の東京から盛岡までの料金9430円が変更後は7340円となり、2090円の値下げとなる。(東京~仙台を始発駅及び終着駅とする「やまびこ」を除く)。

3月 ソフトバンク、月額2980円の4G/5G共通の料金サービスを提供
ソフトバンクは、オンライン専用の新ブランドを立ち上げ、データ容量20ギガバイトを月額2980円で利用できる4G/5G共通の料金サービスを提供開始する。新ブランドではコミュニケーションアプリ「LINE」がデータ容量を消費せずに使い放題となる「LINEがギガノーカウント」を提供。対象は、LINEトークやLINE通話などを予定する。データ容量超過時の通信速度は最大で1Mbps。5分以内の国内通話が何度でも無料で、月額料金は変わらない。今後はeSIMへの対応も予定する。

3月 DNP×MIRAIBAR、空中ディスプレー入力端末を発売
大日本印刷と神田工業の社内ベンチャーである「MIRAIBAR」は、空中に浮かび上がって見える高輝度・高精細な映像に、あたかも触っているかのように操作できる空中ディスプレー入力端末を発売する。発売に先立ち、20年10月から東京・銀座の「SHISEIDO GLOBAL FLAGSHIP STORE」に先行導入されている。

4月1日 NTTドコモ、「5Gギガホ プレミア」を提供開始
NTTドコモは、5G向け料金プラン「5Gギガホ プレミア」を税抜き月額6650円で提供開始する。利用できるデータ量は無制限。利用データ量が3ギガバイト以下の月は、税抜き1500円引きとなる。国内の通話がかけ放題となる「かけ放題オプション」は税抜き月額1700円。国内の5分以内の通話が無料になる「5分通話無料オプション」は同月額700円となる(超過分は30秒あたり20円)。

4月1日 JR西日本、オフピーク通勤にICOCAポイントを20ポイント付与
JR西日本は、平日の朝に対象発駅エリア内の駅で通勤用のICOCA定期券で入場した後、ピーク後の時間帯に対象着駅で出場した場合には利用1回ごとにICOCAポイントが20ポイント貯まるサービスを開始する。22年3月31日まで。駅や列車の混雑状況の情報は、ホームページ、ツイッター、駅、MaaSアプリ「WESTER(ウェスター)」などで提供する。対象発駅エリアは主に京阪神エリア。対象着駅エリアは大阪都心部の33駅(新幹線乗換改札口を除く)。

富士急ハイランド、「FUJIYAMA」の頂上部分に展望台を開設

2021年春 NRI、マイナポータルを通じた住所などの一括提出サービス開始
野村総合研究所は、マイナンバーカードを利用して住所変更後の自己情報を、関連する複数の金融機関に一括提出できる「e-私書箱ワンストッププラットフォームサービス」を開始する。生命保険会社や証券会社をはじめ多くの金融機関が利用している官民連携クラウドサービス「e-私書箱(イー・シショバコ)」の機能を拡張した。これにより、マイナポータルを通じて、個人から金融機関に住所変更後の自己情報を提出できるようになる。提出する情報及び提出先の金融機関は、利用者本人が選択する。

2021年春 首都圏新都市鉄道、つくばエクスプレスの終電を繰り上げ
首都圏新都市鉄道は、つくばエクスプレス(以下、TX)の21年春のダイヤ改正に合わせて、TX線の終電時刻を10分程度繰り上げる。新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴う乗客の利用状況や夜間に行う保守点検作業及び夜間工事時間の確保が主な理由。

2021年夏 富士急ハイランド、「FUJIYAMA」の頂上部分に展望台を開設
富士急行は、富士急ハイランド「FUJIYAMA(フジヤマ)」の点検塔建設に合わせ、高さ約55メートルの頂上部分を富士山一望の絶景展望台「FUJIYAMAタワー」として開設する。FUJIYAMAは21年に誕生25周年となる。

2021年秋 阪急阪神百貨店、「三田阪急」の営業を終了
阪急阪神百貨店は、兵庫県三田市で運営する「三田阪急」の営業を21年夏から秋ごろをめどに終了する。周辺施設との競争と新型コロナウイルスの感染拡大による影響を受け、営業継続が困難と判断した。売上高は13億6400万円(20年3月期)。従業員数は51人(20年12月1日現在)。

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