日本各地のアパレル工場とものづくりに取り組んできた工場直結ブランド「ファクトリエ」を運営するライフスタイルアクセント(熊本市)は2020年12月10日、食事業「ファクトリエ フード」の展開をスタート。各地の個性的な食材を使った加工食品を開発し、自社サイトのオンライン通販で展開する。

 第1弾は「樹上完熟りんご100%の紅白りんごジュースセット」で、500ml×2本のセットが2種類(各税抜き3200円)と180ml×6本のセットが2種類(各税抜き3400円)の計4種類を販売する。

 希少種である「御所川原」「グラニースミス」「もりのかがやき」を搾ったジュースで、特に青森県五所川原市特産の御所川原は果肉まで赤く、強い酸味と独特の渋みが特徴。“りんごジュース=甘い”という概念を覆すもので、透明感のある鮮やかな赤みも個性的だ。第2弾として御所川原やグラニースミスを使ったジャムも開発中だという。その後は3カ月に1回程度のペースで新たな食材を使った商品を発売していく予定だ。

第1弾「樹上完熟りんご100%の紅白りんごジュースセット」は500ml×2本のセットが2種類(「御所川原・グラニースミス」と「御所川原・もりのかがやき」で、それぞれ税抜き3200円)。このほか、180ml×6本入りのセットも2種類ある(「御所川原」と「御所川原・もりのかがやき」で、それぞれ税抜き3400円)
第1弾「樹上完熟りんご100%の紅白りんごジュースセット」は500ml×2本のセットが2種類(「御所川原・グラニースミス」と「御所川原・もりのかがやき」で、それぞれ税抜き3200円)。このほか、180ml×6本入りのセットも2種類ある(「御所川原」と「御所川原・もりのかがやき」で、それぞれ税抜き3400円)

 同ブランドは世界に誇れる技術を持った日本各地のアパレル工場と直接提携し、世界ブランドを作ることを目指してきた。そんな中、コロナ禍で消費者のライフスタイルが大きく変化し、在宅時間の増加で食にも豊さを求めるようになった今だからこそ、食を通して豊かな生活をよりトータルに提案できると考えたという。

 ポイントは「語れるもので、日々を豊かに。」という同ブランドのコンセプトの通り、「語れる商品」だということ。そのために、ファクトリエが各地の食材を適正な価格で買い取り、その個性を生かした加工を施すことで付加価値の高い商品を生み出していく。例えば、これまでりんごは生食用がメインで甘みが強いものや形が良いものがよしとされ、生食に適さないものや規格外のものは加工用として安く取り引きされてきた。そうした状況を打破しようというわけだ。

 そのために、食事業の責任者として、JR東日本でエキナカや地域活性化を仕掛け、カルビーで新規事業を指揮した鎌田由美子氏(ONE・GLOCAL代表取締役)を招へい。同氏の持つ生産者や加工業者のネットワークを生かし、同ブランドの「語れるものづくり」に共感する顧客を起点として展開を進める。