日経クロストレンド「未来消費カレンダー」は、将来話題となりそうな新製品、新施設、商戦・イベントなどの予定を一覧できるサービスだ。新着情報を毎週金曜日に更新している。2020年度「ホンダ、自動運転レベル3を搭載した『LEGEND』を発売」など27件の情報を追加した。
【2020】
11月19日 ファンケル、「抗菌やさしい潤いマスク」を数量限定発売
ファンケルは、「抗菌やさしい潤いマスク」を通信販売で数量限定発売する。日中も就寝中も使える、3層構造の布製マスクとなる。肌に直接触れる3層目には、抗菌加工と保湿力を兼ね備えた綿100%の薄手のニット生地を採用。抗菌、保湿、苦しくない設計、繰り返し使える、の4つの機能性と肌への優しさを重視したという。ピンクとグレーの2色、MとLの2サイズを展開する。価格は、1枚1100円(税別)、3枚組3000円(同)。
11月20日 梅田スカイビル・空中庭園展望台、「空中庭園 Xmas 2020」を開催
梅田スカイビル・空中庭園展望台(大阪市)は、「空中庭園 Xmas 2020」を開催する。館内にはホワイトツリーの森や切り絵作家である早川鉄兵氏の動物をかたどった作品を展示する。舞い散る雪や星空をイメージしたブルーの照明で彩る、幻想の森のような空間となる。20年12月25日まで。
11月20日 アース製薬、外出先でもワンプッシュでウイルスを除去できる製品
アース製薬は、ウイルスや菌の対策ができる「アレルブロック ウイルス・菌 クリア」シリーズから、外出先でも気軽にワンプッシュでウイルス・菌を除去できる「アレルブロック 触るところ ウイルス・菌 ピンポイントクリア」を発売する。超速乾処方のため、拭き取りが必要ないという。有効成分はIPMP(イソプロピルメチルフェノール)。第三者機関による実験では、一般的なウイルスや菌に対して99.99%の除去効果があったという(全ての菌やウイルスに効果があるわけではない)。
11月20日 横浜・八景島シーパラダイス、「シーパラダイスクリスマス」開催
横浜・八景島シーパラダイスは、クリスマスイベント「シーパラダイスクリスマス」を開催する。国内最多飼育数の5万尾のイワシが音楽や照明にあわせて乱舞する「スーパーイワシイリュージョン」やケープペンギンによるパレードなどのクリスマスだけの特別な演出を行う。20年12月25日まで。
11月26日 東京お台場 大江戸温泉物語、「いいふろの日」キャンペーンを実施
大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツは、「東京お台場 大江戸温泉物語」において「いいふろの日」キャンペーンを実施する。通常の大人(中学生以上、昼間)入館料2380円(税別)を、特別料金1126円(同)とする。小人(4歳~小学生)は通常980円が特別料金550円(同)となる。
11月28日 六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー、「天空のクリスマス2020」を開催
「六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー」(東京・港)で、「天空のクリスマス2020」と題して、さまざまなイベントを開催する。スカイデッキでは「クリスマス特別星空観望会」を開催、天空のレストラン「THE MOON」ではクリスマス限定メニューを提供する。20年12月25日まで。
11月30日 カルビー、1袋にキラカード1枚付の「侍ジャパンチップス」を発売
カルビーは、野球日本代表チームのカード1枚が付いたポテトチップス「侍ジャパンチップス」を全国のコンビニエンスストア先行で期間限定販売する(コンビニ以外では20年12月14日に発売)。カードは、レギュラーカード27種類にスタメンカード10種類を加えた全37種類。想定価格は90円前後(税別)。21年3月下旬の終売を予定する。
11月下旬 任天堂、卓上ライト「スーパーマリオ キャラクターライト」発売
任天堂は、スーパーマリオに登場するキャラクターやアイテムの手のひらサイズの卓上ライト「スーパーマリオ キャラクターライト」(全4種類)を発売する。マイニンテンドーストア、Nintendo TOKYO、家電量販店、大手通販サイトほかで取り扱う。「スーパーキノコ」「1UPキノコ」「ハテナブロック」「クリボー」をラインアップ。各1500円(税別)。20年冬には「スーパーマリオ ホーム&パーティグッズ」(5種類)の発売も予定する。
2020年度 ホンダ、自動運転レベル3を搭載した「LEGEND」を発売
12月1日 永谷園、世界の料理をスープで楽しめる「世界のスープ図鑑」発売
永谷園は、世界の料理をスープで楽しめる新シリーズ「世界のスープ図鑑」を立ち上げる。第1弾として「シュクメルリスープ」をコンビニエンスストアで数量限定発売する。シュクメルリは鶏肉、ニンニク、チーズをホワイトソースで煮込んだジョージアの伝統的な料理。「知らない料理をスープで手軽に体験する」という発想で考案された。20年11月10日からローソンで先行発売している。価格は148円(税込み)。
12月2日 パナソニック、全自動掃除トイレ「アラウーノ」2シリーズを発売
パナソニックは、最上位グレードの全自動掃除トイレ「アラウーノ」L150シリーズを刷新し、自動でフタを閉じてから洗浄する「クローズ洗浄モード」を搭載する。同シリーズはオゾン水による便器内の除菌機能を備える。また、クローズ洗浄モード機能に加え、フタの自動開閉機能やトイレの洗浄に連動して自動で水が流れる別置きの手洗い「連動水栓」などの機能に対応したスタンダードグレードとなるS160シリーズを21年2月22日に発売する。
12月8日 パルコ、新刊「ラプソディ・イン・ジョン・W・レノン」を発売
パルコは、ジョン・レノン没後40年記念をした新刊「ラプソディ・イン・ジョン・W・レノン」を発売する。22年前にANA機内誌「翼の王国」に掲載された特集記事「ラプソディ・イン・ジョン・W・レノン」をベースに、ニューヨークから軽井沢まで世界各都市、数十か所をめぐる旅の記録を再編集した。ページ数は176ページ、予価は本体3500円(税別)。
12月14日 コカ・コーラシステム、NiziU限定デザインボトルを発売
コカ・コーラシステムは、「コカ・コーラ」「コカ・コーラ ゼロ」「コカ・コーラ ゼロカフェイン」の3製品で、グローバル・ガールズグループのNiziUとコラボした限定デザインボトルを発売する。グループ名のNiziUとメンバー9人の名前がデザインされた計10種類を展開する。21年1月4日からQRコードを読み込むと、総計20万人にコカ・コーラ限定のNiziUオンラインイベントやオリジナルグッズ、LINEポイントが当たるキャンペーンの実施も予定する。
12月中旬 キヤノン、超高感度多目的カメラ「ML-100 M58」など2機種を発売
キヤノンは、独自開発した超高感度CMOSセンサーで、最低被写体照度0.0005ルクス(最大ゲイン75デシベル時、ISO感度400万相当)を実現した超高感度多目的カメラ「ML-100 M58」「ML-105 EF」を順次発売する。特殊監視や研究・調査など幅広い用途で利用できる。同社によると、監視カメラ市場が拡大する中、夜間でもカラーで撮影できる高感度性能、ドローンに搭載可能な小型・軽量設計、厳しい環境下でも撮影ができる耐環境性能を備えたカメラへの関心が高まっているという。
12月下旬 LG、NTTドコモから5G対応スマートフォン「LG VELVET」発売
LGエレクトロニクス・ジャパン(以下、LG)は、5G対応スマートフォン「LG VELVET(エルジー・ベルベット)」を、NTTドコモから発売する。縦横比約20.5対9の約6.8インチ大画面有機ELディスプレーを搭載。高画質・高音質なコンテンツを楽しめる。カラーはオーロラグレーとオーロラホワイトの2色。LGが日本で展開する2画面スマートフォンの第3弾で、「メインスクリーン」と同じサイズのディスプレーを搭載した専用ケース「LGデュアルスクリーン」を使用すると、2画面でマルチタスク操作ができる。
12月 ルイ・ヴィトン、モノグラムのフェイスシールドを発売
ルイ・ヴィトンは、モノグラム・キャンバスが施されたフェイスシールド「ビジェール・LV シールド」を発売する。モノグラム・キャンバスにフォトクロミックバイザーを組み合わせ、UVライトに反応して暗くなり、スタイリッシュながらも防護効果がある。価格は、10万4000円(税別)。
2020年度 ホンダ、自動運転レベル3を搭載した「LEGEND」を発売
ホンダは、自動運転レベル3に対応する自動運行装置(名称:Traffic Jam Pilot<トラフィック・ジャム・パイロット>)を搭載した「LEGEND(レジェンド)」を20年度内に発売する。同社は、場所(高速道路など)、天候(晴れのみなど)、速度といった自動運転レベル3に求められる国土交通省の型式指定を取得。これにより高速道路渋滞時など一定の条件下で、システムがドライバーに代わって運転操作を行うことが可能となった。
2021年春 JR東日本、時差通勤を支援するポイントサービスを実施
【2021】
1月18日 プリンスホテル、「プリンス スマート イン 熱海」を開業
プリンスホテルは、ホテルブランド「プリンス スマート イン」の2号店となる「プリンス スマート イン 熱海」(静岡県熱海市)を開業する。ICTやAI技術を導入し、ニューノーマル社会における新たなホテルとして、安全・安心で快適な空間を提供する。スマートフォンのアプリなどを活用したシームレスなサービスで、デジタル世代のスマートな滞在ニーズに応える。
1月22日 セイコー、「服部金太郎生誕160周年記念限定モデル」などを発売
セイコーウオッチは、「グランドセイコー」から、セイコーの創業者である服部金太郎の生誕160周年を記念した限定モデルと、セイコー創業140周年を記念した限定モデルの計2モデルを発売する。服部金太郎生誕160周年記念限定モデルの販売数量は世界限定50本で、希望小売価格は1155万円(税込み)。セイコー創業140周年記念限定モデルの販売数量は世界限定350本で、希望小売価格は330万円(同)。
1月27日 コクヨ、マスキングテープと周辺ツールのシリーズ「Bobbin」発売
コクヨは、小さなマスキングテープと周辺ツールの新シリーズ「Bobbin(ボビン)」を発売する。メーカー希望小売価格は、「ボビンテープ」1個入りが180円(税別)、3個入りが380円(同)。「プチカッター」3個入りが320円(同)。マスキングテープは20~40代の女性を中心に人気で、マスキングテープを所有している女性のうち6割が3個以上を所有しているという(※同社が19年6月に調査、n=7742)。
3月5日 花王、化粧下地「バイオミメシス ヴェールフィクサー」を発売
花王は、化粧下地「バイオミメシス ヴェールフィクサー」を、花王「est(エスト)」、カネボウ化粧品「SENSAI(センサイ)」から発売する。いつものメークだけでは隠せなかったほおのシミも、消えたように見せることができるという。花王の最先端技術「Fine Fiber Technology(ファインファイバーテクノロジー)」を応用した「バイオミメシス ヴェール」の第2弾となる。
3月 NTTドコモ、機器を貸与するサービス「kikito」を提供開始
NTTドコモは、スマートフォンと一緒に利用する機器を貸与するサービス「kikito(キキト)」を開始する。5Gの映像体験をできる機器としてデジタルカメラやオーディオ機器などを、スマホではできない体験ができる機器としてスマートウオッチやロボット掃除機などを貸し出す。短期と長期のレンタルプランを提供。機器の利用後は、貸与品を買い取ることもできる。ドコモ回線の契約がない場合も、「dアカウント」を作成することで専用のWEBサイトから利用可能だ。
2021年春 セブン銀行ATMから健康保険証利用の申し込みが可能に
セブン銀行は、政府が推進するマイナンバーカードを健康保険証として利用できる制度(21年3月開始予定)において、セブン銀行ATMから健康保険証利用の申し込みが可能となるサービスを開始する。申し込みにより、医療機関や薬局においてマイナンバーカードを健康保険証の代わりとして利用可能になるほか、就職や転職、引っ越しによる保険証切り替えによる手続きが不要となる。
2021年春 JR東日本、時差通勤を支援するポイントサービスを実施
JR東日本は、時差通勤施策の一環として、Suica定期券の利用客に向けてポイントサービスを実施する。平日の朝にSuica通勤定期券で、対象エリアの各駅でポイント還元対象となる時間帯に入場した後、対象エリア内の駅で出場した場合にJRE POINTを還元する。利用には、対象となるSuica定期券のJRE POINTへの登録などが必要となる。定期券を持たない利用客には、Suica入金(チャージ)残額で回数券のように繰り返し在来線を利用することでポイントがたまるサービスを実施する。
2021年春 ほぼ日、「ほぼ日の學校」を名称変更してアプリで開校
ほぼ日が運営する「ほぼ日の学校」は、名称を「ほぼ日の學校」へと変更してアプリで開校する。ロゴ及びイメージカラーも変更する。「2歳から200歳までの。」をコンセプトに、これまでの古典の面白さを学ぶ場から大きく広がり、さらに“みんなの学校”になるという。
【2022】
2022年秋 JR西日本不動産開発など、「ヴィアイン赤坂」を開業
JR西日本不動産開発とJR西日本デイリーサービスネットは、「ヴィアイン赤坂」(東京・港)を開業する。建物用途はホテル、飲食店舗、物販店舗。客室数は約345室となる。地上16階建て。敷地面積は約1385平方メートル、延べ床面積は約9000平方メートル。東京メトロ赤坂駅から徒歩約3分に位置する。
【2023】
9月 日本初「デュシタニホテル」が京都で開業
タイのホテル・不動産開発業界の大手であるデュシット インターナショナルは、日本初のデュシットブランドとなる「デュシタニ京都」(京都市)を開業する。京都駅から850メートルの本願寺門前町に位置する。4階建てで、客室は約150室。施設内にはタイをテーマにしたオールデイダイニングのレストランほか、フィットネスやウェルネスアクティビティーのためのヘルスクラブを併設する。
【2026】
2026年内 三井不動産など、月島三丁目南地区第1種市街地の再開発を竣工へ
三井不動産レジデンシャル、野村不動産、大成建設の3社は、住宅・商業・子育て支援施設のミクストユースプロジェクトとして「月島三丁目南地区第一種市街地再開発事業」(東京・中央)を推進する。同地区は、東京メトロ有楽町線「月島」駅と都営大江戸線「勝どき」駅の間に位置した、清澄通りに面した約1.0ヘクタールの区域。約720戸の共同住宅をはじめ、建物低層部には商業施設を配置し、通り沿いのにぎわいを創出する。また、子育て支援施設や約1500平方メートルの広場などを一体で開発する。