全国小売店の販売データを集計する日経POS情報で、2020年7月の来店客千人当たり販売金額の前年同月比伸び率を調査したところ、食品ジャンルの減少率トップは「紅茶飲料」だった。19年7月以降、伸び率上位の常連だったが反動減が出ている。

去年の今ごろはブームだったが……(写真/Shutterstock)
去年の今ごろはブームだったが……(写真/Shutterstock)

 日経POS情報の食品ジャンルにおける2020年7月の前年同月比伸び率上位は、1位「スピリッツ」(68.2%増)、2位「リキュール」(54.4%増)、3位「生クリーム」(42.7%増)、4位「中国酒」(40.8%増)、5位「即席袋めん」(40.0%増)の順だった。

 前月(20年6月)の伸び率44位だった即席袋めんが5位に急上昇したのは、九州地方を中心に豪雨が続き、国内全体で梅雨明けが遅く雨天が多かったことから、非常食として買いだめをする世帯が多かったものと考えられる。即席袋めん以外の上位食品カテゴリーは、新型コロナウイルスの感染が拡大して以降、ほぼ不動のラインアップになっている。

日経POSデータ 食品カテゴリーにおける2020年7月の前年同月比減少率ランキング
日経POSデータ 食品カテゴリーにおける2020年7月の前年同月比減少率ランキング

 変化があったのは、減少率のランキングだ。前年同月比18.6%減でワーストトップになったのが「紅茶飲料」だった。

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