一般に「レジ袋」と呼ばれるプラスチック製の買い物袋の有料化が始まった。そこで注目されたのがレジ袋に代わる「エコバッグ」「マイバッグ」などと呼ばれる新たな買い物袋だ。個性派バッグが各社から次々に登場している。

 レジ袋有料化は容器包装リサイクル法の省令改正による措置で、無料だったレジ袋を有料にして消費者の環境意識を高め、過剰なプラスチックの使用を抑制することが狙い。既に一部の店舗は有料化を進めていたが、7月からは全国一律でスタートした。

 6月にアパレルメーカーや大手百貨店・専門店などが独自のバッグをデザインして販売したところ、「予定していた販売数量をすぐに売り上げ、現在は追加生産を計画している」といった声が相次ぎ、思わぬヒット商品になった。リサイクル素材を利用したバッグもあり、売り上げ以上に「環境を意識している」ことを社会に強くアピールできる効果がある。

企業の思いをバッグに込める

 JR東日本とスノーピーク、リサイクル開発を手掛ける日本環境設計(東京・千代田)は、コンビニの「NewDays」や駅弁販売の「駅弁屋祭」といった一部店舗で6月から、50万個のバッグを配布するキャンペーンを実施した。各店で一定金額以上の買い物客が対象。ペットボトルを原料にしたリサイクル素材で作り、デザインはスノーピークが監修した。

JR東日本とスノーピーク、日本環境設計の3社で企画したバッグ。スノーピークのロゴと、日本環境設計のリサイクルブランド「BRING」の両方が付いている
JR東日本とスノーピーク、日本環境設計の3社で企画したバッグ。スノーピークのロゴと、日本環境設計のリサイクルブランド「BRING」の両方が付いている

 フランス発の冷凍食品専門店「Picard(ピカール)」を国内展開するイオンサヴール(東京・中央)は6月、保冷機能を強化した新デザインのバッグを販売した。内側にアルミを装着し、ドライアイス用のポケットを付けた。大小の2つのサイズを用意している。880円(税別)から。

フランス発の冷凍食品専門店「Picard(ピカール)」の新バッグは、保冷機能を強化した
フランス発の冷凍食品専門店「Picard(ピカール)」の新バッグは、保冷機能を強化した
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