日経クロストレンド「未来消費カレンダー」は、将来話題となりそうな新製品、新施設、商戦・イベントなどの予定を一覧できるサービスだ。新着情報を毎週金曜日に更新している。8月1日「プラス、飛沫の飛散を防ぐ『フェイスシールド』を発売」など30件の情報を追加した。
【2020】
7月23日 スターツグループ、商業施設とホテルを組み合わせた複合施設開業
スターツグループは、京都市中央卸売市場第一市場「賑わい(にぎわい)ゾーン」活用事業として、同グループが運営する商業施設とホテルを組み合わせた複合施設を開業する。1~2階の商業施設と3~8階の「ホテル エミオン 京都」で構成。また、JR 京都駅と京阪電車七条駅を結ぶ路線「ステーションループバス」が梅小路まで延伸し、新たな停留所「梅小路・ホテルエミオン京都」が設置される。
7月23日 FCCL、薄型軽量約868グラムの2in1コンバーティブルノートPCを発売
富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は、個人向けパソコンのFMV LIFEBOOK(ライフブック)UHシリーズから、13.3型の2 in 1 コンバーティブルノートパソコン「UH95/E2」を発売する。約868グラムの薄型軽量ボディー。本体には収納したまま充電できるアクティブペンを内蔵した。第10世代4コアCPU「インテル Core i7-10510U プロセッサー」を搭載する。
7月23日 ファミリーマート、接触冷感素材の「洗える!冷感マスク」を発売
ファミリーマートは、帝人の接触冷感素材「クールセンサー」を採用した冷感マスク「洗える!冷感マスク」を全国のファミリーマート(沖縄除く)で数量限定販売する。蒸れにくくする吸水速乾性、UVカット(紫外線遮蔽率99.9%)、抗菌防臭加工、汗の消臭加工で快適な付け心地に仕上げた。価格は657円(税込み)。
7月24日 セイコーウオッチ、限定モデル「JAPAN COLLECTION 2020」を発売
セイコーウオッチは、主要ブランド横断型の限定モデル「JAPAN COLLECTION 2020」全7機種を国内で数量限定発売する。日本を象徴する「ジャパンブルー」と前向きな力を表現する「エナジーグリーン」を強調した色あいに仕上げ、日本を応援する想いを込めた。対象は「セイコー プロスペックス」「セイコー アストロン」「セイコー プレザージュ」などの7ブランドで、希望小売価格は3万3000円~25万3000円(税込み)。売り上げの一部は日本赤十字社の活動資金として寄付する。
7月24日 乃木坂46、小室哲哉氏が手がけた新曲をリリース
小室哲哉氏が乃木坂46の配信限定シングル「Route 246(ルート・ツー・フォーティシックス)」の作曲と編曲を手がける。同氏の乃木坂46への楽曲提供は初。
7月28日 アサヒ飲料、「ウィルキンソン タンサン」ピーチを発売
アサヒ飲料は、「ウィルキンソン タンサン」ピーチPET500ミリリットル発売する。ウィルキンソン・ブランドでは初のピーチフレーバーで、日ごろ炭酸水をあまり飲まないユーザーにも飲みやすい味わいに仕上げた。同商品はユーザーからの「ピーチの炭酸水が飲んでみたい」という声に応えた。希望小売価格は95円(税別)。

7月28日 井村屋、肉のような食感の冷凍食品「2コ入大豆ミートまん」発売
井村屋は、冷凍食品「2コ入大豆ミートまん」を発売する。数種類の大豆たんぱくを使用して肉のような食感に仕上げた。肉まんのおいしさはそのままに豚肉を植物由来の大豆ミートに置き換えることで、健康志向のユーザーにも健康機軸商品として提案する。井村屋ウェブショップでは7月13日から先行発売している。
7月31日 キングジム、手書きメモ約8万強を記録できるデジタルノート発売
キングジムは、手書きメモやPDFの閲覧と書き込みに使えるデジタルノート「Freno(フリーノ)」を発売する。デジタル機器でありながら、文房具らしい親しみのあるノートとして使用できるよう、デザインと質感を重視した。ディスプレーは6.8インチの電子ペーパーで、16階調のグレースケール表示が可能。暗所や屋外でも使用できる。ワコム製のデジタイザーとバッテリーレスのデジタルペンを採用。4096段階の筆圧検知で、紙に書いているような描画ができる。手書きメモは約8万7000ページ保存可能。
7月 オリエンタルランド、イベント開催を見直し休止・延期へ
オリエンタルランドは、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーで予定していた2020年度の各種イベント・プログラムを休止・延期する。東京ディズニーランド大規模開発エリアの開業は、両パーク再開後の状況を見て決定する。中止するイベントは、東京ディズニーランドの「ディズニー・ハロウィーン」や東京ディズニーシーの「ディズニー・パイレーツ・サマー」など多岐にわたる。
7月下旬 キヤノン、8K動画撮影ができるミラーレスカメラ「EOS R5」を発売
キヤノンは、次世代フルサイズミラーレスカメラ「EOS R5」を発売する。新開発の有効画素数約4500万画素フルサイズCMOSセンサーを搭載。新映像エンジン「DIGIC X」、高性能な「RFレンズ」でカメラの基本機能を総合的に進化させた「EOS Rシステム」を備える。最高約20コマ毎秒の連写と8K動画撮影に対応。8.0段の手ぶれ補正で、快適な撮影ができる。EOSシリーズ史上最高の解像性能になるという。
学習漫画「マンガ うんこことわざ辞典」発売
8月1日 プラス、飛沫の飛散を防ぐ「フェイスシールド」を発売
プラスは、飛沫の飛散を防ぐための「フェイスシールド 20セット入り」を発売する。全国の文具店、量販店、インターネット通販などで取り扱う。これまでクリアーホルダーの生産で培ってきた自社技術を活用。樹脂選定からシート加工、梱包、出荷までを一貫したラインで対応することで、安定した品質を保った。シールド部分には、通常タイプのクリアーホルダーよりも透明度の高い「高透明PP(ポリプロピレン)」を採用。バンド部分の長さ調整が可能で、重さは約27グラム。価格は2000円(税別)。
8月4日 コーセー、赤ちゃんも使える「薬用スキンクリーム」を発売
コーセーコスメポートは、乳幼児も使える無添加薬用処方のスキンケアブランド「セラミエイド」から、顔・身体用の高保湿クリーム「薬用スキンクリーム」(医薬部外品)を、全国の量販店・ドラッグストアを中心に発売する。1品目2品種。「セラミエイド 薬用スキンクリーム」は140グラムで1500円(税別)。「セラミエイド 薬用スキンクリーム ミニ」は40グラムで700円(同)。
8月6日 文響社、学習漫画「マンガ うんこことわざ辞典」発売
文響社は、漫画でことわざを学べる学習漫画「マンガ うんこことわざ辞典」を発売する。「うんこドリルシリーズ」初の学習漫画。収録されている100個のことわざの使い方すべてを「うんこ漫画」とした。ことわざ漫画の原作は「うんこ漢字ドリル」の作者である古屋雄作氏、漫画プロデュースは「週刊少年ジャンプ」の連載実績を持つ石岡ショウエイ氏が担当する。価格は、本体1600円(税別・仮)。
8月8日 お笑い常設劇場「よしもと有楽町シアター」開業
吉本興業と三菱地所は、お笑い常設劇場「よしもと有楽町シアター」(東京・千代田)を有楽町ビル2階に開業する。客席数は205席。漫才・コント・新喜劇など他のよしもと常設劇場で行っている内容に加え、芸人の趣味や特技に着目した吉本興業初の試みを展開する。また、映画館跡という特性を生かして、芸人解説付きの映画鑑賞企画も予定する。
8月8日 森ビル、「キッズワークショップ2020」をオンラインで初開催
森ビルは、「キッズワークショップ2020」をオンラインで初開催する。ヒルズならではの全25種・38講座を用意。VRやバイオテクノロジー、模擬裁判、ラジオDJ体験、お金やモノづくりまでの全プログラムが無料で自宅から参加できる。8月16日まで9日間。
8月18日 サントリービール、「金麦〈琥珀の秋〉」を数量限定発売
サントリービールは、「金麦〈琥珀(こはく)の秋〉」を数量限定新発売する。香ばしい味わいと美しいこはく色に仕上げた「ロースト麦芽」に加え、金麦のこだわり素材である贅沢(ぜいたく)麦芽を使用することで深いコクに磨きをかけた。容量は350ミリリットルと500ミリリットルを用意。アルコール度数は6%。
8月20日 ファンケル、エイジングケア美容液「コアエフェクター」を発売
ファンケルは、40年にわたる肌細胞研究の成果を結集させたエイジングケア美容液「コアエフェクター」を通信販売と直営店舗で発売する。肌の美しさに必要とされるタンパク質「チオレドキシン」に着目。使い続けることで、キメの細かいしなやかでなめらかな肌に整え、乾燥による小じわを目立たなくするという。価格は、容量18ミリリットルで8030円(税込み)。
8月20日 パナソニック、小型・軽量ミラーレス一眼カメラ「LUMIX DC-G100」を発売
パナソニックは、高画質・高音質でVlog(Video Blog)撮影を楽しめる小型・軽量サイズのミラーレス一眼カメラ「LUMIX DC-G100」を発売する。4Kの高画質な動画撮影、臨場感あふれる音声記録、5軸ハイブリッド手ぶれ補正機能などを備える。業界で初めて(同社調べ)顔・瞳認識AF(自動焦点)と連動し、自動で収音範囲を調整する内蔵マイクモードを搭載した。
8月上旬 資生堂、手荒れに配慮した手指消毒液(指定医薬部外品)を発売
資生堂は、手指消毒液「S 手指消毒用エタノール液NA」(指定医薬部外品)を発売する。2020年4月から医療機関向けに提供してきた手指消毒液を一般に向けて販売する。化粧品会社ならではの「手荒れに配慮した処方」の手指消毒用アルコールで、東京都の店舗(化粧品専門店・ドラッグストアなど)から展開を開始する。容量は500ミリリットルで、価格は未定(20年7月13日時点)。

8月下旬 オンワードHD、13ショップを「ZOZOTOWN」に再出店
オンワードホールディングスは、「TOCCA」「any SiS」「JOSEPH」「J.PRESS」などの計13ショップを「ZOZOTOWN」に再出店する。あわせて、オンワードパーソナルスタイルが展開する、オーダーメードブランド「KASHIYAMA(カシヤマ)」のセットアップスーツアイテムのメンズ・ウィメンズ計28種類をZOZOの「マルチサイズ」で展開。注文に対して1点ずつ生産する、完全受注生産で販売する。
8月下旬 「ど根性ガエル」のピョン吉をデザインした布マスクが発売
復刊ドットコムは、吉沢やすみ氏の代表作「ど根性ガエル」の50周年を記念し、同作の版権元・オフィス安井による協力のもとピョン吉をデザインした布マスクを販売する。同社のECサイトで取り扱う。表面はポリエステル100%のストレッチ生地で伸縮性があり、柔らかく、厚い丈夫な生地を採用。内側は通気性が良く、肌に優しい柔らかな綿100%の生地となる。大人フリーサイズで、洗濯して繰り返し利用できる。価格は2200円(税込み)。なお、医療用・産業用マスクとは異なる。
2021年中ごろ 日産自動車、新型EV「アリア」を発売
9月5日 東京ドームシティで「特撮のDNA-ウルトラマン Genealogy」開催
特撮のDNA製作委員会は、「特撮のDNA-ウルトラマン Genealogy」を「東京ドームシティ Gallery AaMo」(東京・文京)で期間限定開催する。ウルトラマンシリーズの系譜と円谷プロ作品をたどる展覧会となる。同企画は、これまで「ゴジラ」や「ガメラ」をテーマに各地で開催し、累計13万人超を動員している。10月18日まで。
9月6日 亀田製菓、「亀田の柿の種オンラインサミット」を開催
亀田製菓は、Zoomを活用した「亀田の柿の種オンラインサミット」を開催する。抽選で選ばれた500人とシークレットゲストが、「亀田の柿の種」の未来について、オンライン上で語り合う。タレントのマツコデラックスさんもVTRで出演予定。7月9日~8月17日までの期間中「亀田の柿の種」シリーズ全商品の中から合計200円(税込み)以上を購入し、あわせてLINEで必要事項を入力してレシートを撮影・送信することで抽選対象となる。
9月9日 カネボウ化粧品、「SENSAI」から二相式オイル状美容液を発売
カネボウ化粧品は、スーパープレステージブランドのSENSAI(センサイ)から、二相式のオイル状美容液「センサイ デュアル エッセンス」を発売する。オイル相には、オリーブオイルやスクワランなどといった肌なじみのよいボタニカル由来の成分を配合。エッセンス相には小石丸シルクロイヤルを配合した。価格は30ミリリットルで、1万6500円(税込み)。
9月11日 フジタ、食に特化した商業施設「JINGUMAE COMICHI」をオープン
大和ハウスグループのフジタは、食に特化した商業施設「JINGUMAE COMICHI(じんぐうまえ こみち)」(東京・渋谷)を開業する。飲食店全18店舗が出店。店舗は施設内の小径(こみち)を挟んで連なり、全店にテラスを設ける。ミシュランガイドで星を獲得した名店、有名店の新業態、東京初出店の店舗などが全国から集まる。
9月14日 「三井ショッピングパーク ららぽーと愛知東郷」開業
三井不動産は、大型商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーと愛知東郷」(愛知県愛知郡)を開業する。グルメ、エンタメ、子育てファミリー向けなど201店が出店。愛知県中部エリア最大級のリージョナル型ショッピングセンターとなる。店舗棟は地上4階建て。店舗棟の延べ床面積は、10万4900平方メートル。
9月23日 楽天証券、「貸株サービス」を拡充して「信用貸株」を提供
楽天証券は、貸株サービスを拡充して新たに「信用貸株」の提供を開始する。保有している国内株式(現物)を信用取引の担保としながら、同時に貸株金利が受け取れる。貸し出し中の株式は、返却などの手続きは一切不要で都合の良いタイミングで売却・現渡を行える。
9月 シチズン時計、人工ダイヤモンドで地球の美しさを表現した腕時計
シチズン時計は、環境や人に配慮したサステナブルウオッチブランドの「CITIZEN L(シチズン エル)」から、シチズンとして初めて人工ダイヤモンド「ラボグロウン・ダイヤモンド」を使用した、腕時計「『シチズン エル』Ambiluna(アンビリュナ)」3モデルを発売する。文字板カラーはブラウン、ピンクベージュ、ベージュブルーの3種を用意し、それぞれ地球の美しさを表現した。メーカー希望小売価格は、4万2900円~4万6200円(税込み)。
2020年中 NTTドコモ、低価格モデルの5Gスマートフォンを投入
NTTドコモは、次世代通信規格「5G」に対応する低価格モデルのスマートフォンを投入する。価格は5万~8万円になる見込み。現行の5Gスマートフォンの価格が10万円を超すなか、低価格モデルで契約者の獲得を図る。
【2021】
2021年中ごろ 日産自動車、新型EV「アリア」を発売
日産自動車は、10年ぶりに電気自動車(EV)の新型車「アリア」を発売する。新開発の4輪制御技術「e-4ORCE」を採用。12.3インチの大画面ディスプレーのEV専用「NissanConnectナビゲーションシステム」を搭載する。お気に入りのメニューや情報を呼び出したいときは、画面をサッと指で操作できる。65キロワット時と90キロワット時の大容量バッテリーを採用し、ユーザーの使い方に合わせて選択できる。価格は約500万円から。