自作できる不動産を世界に展開

 SMALL WORLDSには、SMALL WORLDS TOKYOのようなミニチュア・テーマパークを国内外へと展開する計画もある。21年にはSMALL WORLDS OKINAWAをオープンする予定で、その後は1年に1拠点を目標に中国など海外15カ所に進出するという。展示エリアにエヴァンゲリオンやセーラームーンを選んだのも「日本だけでなく、海外でも認知されているコンテンツ」(近藤氏)だからだ。

宇宙センターエリア
宇宙センターエリア
1970年代と未来の宇宙センターが同じ空間に存在するエリア。アポロ計画時代に使用されたサターンV(ファイブ)型ロケット、および未来型シャトルが30分に1回のペースで打ち上げられる ©SMALL WORLDS
関西国際空港エリア
関西国際空港エリア
エンジン音をとどろかせて飛行機が離着陸を繰り返す。ターミナルには搭乗手続きをする人や手荷物を待つ人の姿も ©SMALL WORLDS
世界の街エリア
世界の街エリア
第1次産業革命時代のアジアとヨーロッパを1つにまとめたようなファンタジー世界。ドラゴンと暮らす村、城壁に囲まれたリゾート都市などでさまざまなギミックが動く ©SMALL WORLDS

 一定期間を過ぎた展示エリアは、新設する別のテーマパークに移送するという。その際は、SMALL WORLDS TOKYOの“空いた土地”に新しい展示エリアが追加される。ミニチュア・テーマパークの新規オープンが続き、展示エリアを循環させていけば、継続的なミニチュア制作の需要も発生するので、事業の持続的な成長が見込める。

 ドイツ・ハンブルクの鉄道模型テーマパーク「ミニチュアワンダーランド」をはじめ、オランダのデン・ハーグにあるミニチュアタウン「マドローダム」、米ニューヨークのミニチュアワールド「ガリバーズゲート」など、ミニチュア・テーマパークは世界的にも注目されている。新型コロナウイルスの影響で開業が遅れた上、インバウンドの減少も懸念されるが、SMALL WORLDSは初年度の来場者数の目標を年間200万人に設定している。

レストラン「WHITE ART」
レストラン「WHITE ART」
施設内にはレストランや、ミニチュア作りを体験できるワークショップスペースも ©SMALL WORLDS
スーベニア
スーベニア
さまざまなオリジナルグッズも販売する。エヴァンゲリオンの絵皿(写真)は税別2400円 ©SMALL WORLDS

(写真提供/SMALL WORLDS)