新型コロナウイルスはマーケティングに不可欠な調査の手法にも変化を促そうとしている。「Zoom」や「Teams」を活用した調査は、使いこなせばアフターコロナでもさまざまなメリットがありそうだ。

オンラインでグループインタビューを行っている様子。モデレーターを含めて4人で実施している。4人以上になると、1人ずつの画面が小さくなり会話が難しくなるという
オンラインでグループインタビューを行っている様子。モデレーターを含めて4人で実施している。4人以上になると、1人ずつの画面が小さくなり会話が難しくなるという

 パッケージデザイン開発とマーケティングリサーチを手掛けるプラグ(東京・千代田)は2020年2月、オンラインをベースにした新しい調査手法をスタートさせたことを明らかにした。ズーム・ビデオ・コミュニケーションズが運営するビデオ会議サービス「Zoom」やマイクロソフトの対話アプリ「Teams」を活用し、1対1のデプスインタビューをはじめ、グループインタビューやオブザベーション調査などを行っている。プラグ 経営企画室 広報の根岸由紀氏は「新型コロナの流行の影響により、問い合わせは日々増加している」と話す。

 プラグは10年ほど前から、オンラインでインタビューを行う定性調査を模索していたが、本格的に検討を開始したのは19年夏頃から。クライアントから、オンラインでのグループインタビューができないかと相談されたことがきっかけだった。個人のネット環境が整ってきたことや、パソコンによるテレビ会議などが普及してきたことも、後押しとなった。