日経クロストレンド「未来消費カレンダー」は、将来話題となりそうな新製品、新施設、商戦・イベントなどの予定を一覧できるサービスだ。新着情報を毎週金曜日に更新している。2020年7月「マツダ、『マツダ CX‐3』の100周年特別記念車を発売」など20件の情報を追加した。
【2020】
5月29日 ハイアール、国内最大容量280リットル前開き式冷凍庫を発売
ハイアールジャパンセールスは、280リットル前開き式冷凍庫(JF‐NUF280A)を発売する。国内最大容量(同社調べ)280リットルの収納力と、横幅595ミリメートルのボディーで省スペース化を両立。「もっと大きな冷凍庫が欲しいが、置く場所がない」といった冷凍庫に対するサイズや収納力、利便性などのニーズに応えた。
5月下旬 ソフトバンクなど、4G対応スマホ「Xperia 10 II」を発売
ソフトバンク及びウィルコム沖縄は、「ワイモバイル」で、4G対応スマホ「Xperia 10 II(エクスペリア・テン・マークツー)」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)を発売する。アスペクト比21:9の約6.0インチの有機ELディスプレー、トリプルレンズカメラ、3600ミリアンペア時の大容量バッテリーを搭載した。
5月下旬 JR東日本、大規模賃貸住宅「びゅうリエットグラン新宿戸山」完成
JR東日本とJR東日本都市開発が手掛ける、総戸数219戸の大規模賃貸住宅「びゅうリエットグラン新宿戸山」(東京・新宿)が完成する。入居開始は20年6月上旬から。敷地面積は2135平方メートル、 延べ床面積は9855平方メートル。地上12階建て。全住戸にWi‐Fiを装備。単身者や子供を持たない共働きの夫婦を想定した住戸プランを用意。Suicaなど交通系ICカードによるオートロックの開錠機能なども備える。

6月1日 東京都税の納付書が「PayPay請求書払い」可能に
PayPayは、東京都が発行する都税納付書の「PayPay請求書払い」に対応する。固定資産税・都市計画税(23区内)、固定資産税(償却資産)(23区内)、不動産取得税、個人事業税、自動車税種別割が「PayPay」で支払える。なお、自動車税種別割の納付は20年は6月1日のみとなる。
6月1日 トヨタ、「カローラ ツーリング」特別仕様車を発売
トヨタ自動車は、カローラ ツーリングの特別仕様車「2000 Limited」を発売する。TNGAの思想に基づいて開発された2.0リットルダイナミックフォースエンジンを、カローラシリーズとして日本で初めて搭載した。価格は262万200円(税込み)。全国のトヨタ車両販売店を通じて500台を限定発売する。
6月13日 NOYES、銀座にソファ専門ショールームを開店
NOYESは、東京・銀座にソファ専門ショールーム「NOYES 東京銀座ショールーム」(東京・中央)を開店する。東京青山ショールームに次ぐ2店舗目となる。国産ソファを専門の知識を有するスタッフが提案する。同社のソファは名古屋市の同社工場で、デザインから開発・裁断・縫製・張り込み・出荷まで一貫して製造している。
「マツダ CX‐3」の100周年特別記念車が発売
6月15日 博報堂マグネット、オンライン展示会サービス「REMOTEN」を開始
博報堂マグネットは、オンライン上で簡単に開催できる展示会サービス「REMOTEN(リモテン)」を開始する。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、ファッション業界では多くのブランドが展示会を開催したくてもできない悩みを抱えている。こうした悩みを解決するため提案する。
6月21日 象印マホービン、「圧力IH炊飯ジャー 炎舞炊き」2サイズを発売
象印マホービンは、「圧力IH炊飯ジャー炎舞炊き(えんぶだき) NW‐LA型」2サイズを発売する。釜底IHヒーターを従来品(2019年NW-KB型)の3つから6つに増強。従来品以上の激しい対流を起こすことで、ふっくらとした大粒のごはんを炊き上げる。また、内ぶたの構造を見直し、毎回洗う点数を2点とすることで、手入れ性も向上させた。
7月下旬 マツダ、「マツダ CX‐3」の100周年特別記念車を発売
マツダは、コンパクトSUV「マツダ CX‐3」の100周年特別記念車を発売する。新たに設定した1.5Lガソリンエンジン車に、新外板色「ポリメタルグレーメタリック」をはじめとする新装備を追加した。価格は265万3000円(税込み)から。
8月10日 【中止】第102回全国高等学校野球選手権大会
新型コロナウイルス感染症の拡大防止に伴い、「阪神甲子園球場」(兵庫県西宮市)で開催を予定していた「第102回全国高等学校野球選手権大会」は中止となった。約3800校の選手が参加する地方大会は1カ月半にわたり約250球場で開催されるという。また、全国大会は団体での長時間の移動や長期の宿泊を伴う。こうした選手や大会運営関係者の感染リスクを考慮し、安全と健康を最優先に考えた決断となった。
8月上旬 カヤックLivingなど、オンライン「お茶の間 島留学」を実施
カヤックLivingは、国内の有人離島地域に特化した情報発信と地域づくりを行う「離島経済新聞社」と協働し、島に興味がある人と離島地域をオンライン上でつなぐ「お茶の間 島留学」を実施する。産品のオンライン販売促進や、コロナ収束後に島を訪れる関係人口の創出、移住・定住、離島留学などにつながるきっかけ作りを目指す。
9月 楽天モバイル、「5G」サービスの提供開始
楽天モバイルは、「5G」サービスの開始を予定する。当初20年6月の開始を予定していたが、世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて約3カ月の延期を20年5月に発表していた。
9月 日本MS、渋谷の小中学校に「Surface Go 2」1万2500台配布
日本マイクロソフトは、東京都渋谷区の区立小中学校全26校のすべての児童生徒にマイクロソフトの最新デバイス「Surface Go 2」1万2500台を順次配布する。同機種は、文部科学省が「GIGAスクール構想」で示す学習者用端末の標準仕様をすべて満たす。また、さまざまなデジタル教材の活用に耐えうる性能、ペン描画機能、高精細の両側カメラなど、これからの子どもたちに必要な機能を備えている。
ソニー、商号を「ソニーグループ」に変更
10月1日 アサヒ、ビール酒税税率改正に伴う商品価格を改定
アサヒビールは酒税税率改正に伴い、生産者価格を改定する。国内で販売するビール・新ジャンルの全ブランド、発泡酒(麦芽比率50%以上)、ワイン(アルコール10度未満の発泡性を有するワイン・甘味果実酒を除く)が対象となる。1リットルあたり、ビールは20円の減税、発泡酒(麦芽比率50%以上)は20円の減税、新ジャンルは28円の増税、ワインは10円の増税となる。
10月1日 KDDIとUQ、MVNOサービス「UQ mobile」事業をKDDIへ統合
KDDI及びUQコミュニケーションズは、UQコミュニケーションズの「UQ mobile」事業を会社分割によりKDDIが承継する。UQ mobileの契約数は200万契約(20年1月26日時点)。なお、KDDIにおける通信サービスは「au」「UQ mobile」の2ブランドで引き続き提供する。
秋 大日本印刷など、バーチャルプリペイド「GEO PAY(仮称)」開始
大日本印刷とゲオペイメントサービス、JCBは、ゲオペイメントのバーチャルプリペイド「GEO PAY(ゲオペイ)」(仮称)を開始する。「DNPキャッシュレス決済プラットフォーム」と、JCBのQR・バーコード決済スキーム「Smart Code」を採用。全国のSmart Code加盟店の店頭でQRコード決済ができる。また、WEBでもJCB加盟店で利用可能なプリペイドサービスとなる。
12月1日 カネボウ化粧品、「ミラノコレクション」から“おしろい”最新作
カネボウ化粧品は、おしろいの最新作「ミラノコレクション フェースアップパウダー2021」を数量限定発売する。内容量は24グラム。クラシカルな図書館で二人の守護天使が仲良く読書する様子を容器天面とパウダー表面にあしらった。予約受付は20年6月1日以降順次。
12月19日 HIKKY、バーチャルイベント「VIRTUAL MARKET5」を開催
HIKKYは、世界最大級のバーチャルイベント「VIRTUAL MARKET5(バーチャルマーケット5)」を開催する。バーチャル空間上の会場で、出展者と来場者が、アバターなどのさまざまな3Dアイテムや、リアル商品を売買できる。同イベントは、VR機器やPCから気軽に誰でも参加でき、開催期間中は24時間運営されることから国内外から来場者が集う。21年1月10日まで。
【2021】
4月1日 ソニー、商号を「ソニーグループ」に変更
ソニーは、商号を「ソニーグループ」に変更する。ソニーの社名は、テレビやカメラなどを手掛けるエレクトロニクス事業の中間持ち株会社の社名として残す。具体的には、ソニーグループの祖業であるエレクトロニクス事業(エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション分野)を行う「ソニーエレクトロニクス」が継承する。
【2030】
2030年 明治、プラスチック容器包装を25%以上削減
明治は、ヨーグルトなどの容器包装でプラスチック使用量を減らし、2017年度比25%以上の削減を目指す。「明治グループサステナビリティ2026ビジョン」のもと、プラスチックごみによる海洋汚染の社会課題解決に向け、プラスチック資源循環に対する取り組みを強化する。