日経クロストレンド「未来消費カレンダー」は、将来話題となりそうな新製品、新施設、商戦・イベントなどの予定を一覧できるサービスだ。新着情報を毎週金曜日に更新している。20年5月「シャープ、初の4K有機ELテレビ『CQ1ライン』ほかを発売」など18件の情報を追加した。

【2020】
5月19日 合同酒精、「ホッカイドウハイボール ガラナ風味」を発売
オエノングループの合同酒精は、北海道のご当地ドリンク「ガラナ飲料」風味のハイボール「ホッカイドウハイボール ガラナ風味」を全国発売する。ベーススピリッツはウオッカ。アルコール分は4%。参考小売価格は350ミリリットル缶で143円(税別)。

5月19日 ロッテ、歯ぐきを健康に保つ特保のガムを発売
ロッテは、特定保健用食品「キシリトール オーラテクトガム<クリアミント>スリムボトル」を発売する。ユーカリ抽出物配合のキシリトールガムで歯ぐきの健康をサポートする。内容量は125グラム。想定小売価格は760円前後(税別)。

5月23日 シャープ、初の4K有機ELテレビほかを発売
シャープは、BS4K・110度CS4Kチューナーを2基内蔵した4Kテレビの3ライン計11機種を順次発売する。新たに同社初の有機ELテレビ「CQ1ライン」をラインアップ。液晶テレビの「CN1/CL1」ラインとともに同社4Kテレビの選択肢を広げた。新開発の4K画像処理エンジン「Medalist S1」を搭載し、「スマートアクティブコントラスト」を新採用。5月下旬から提供開始予定の無料アプリ「COCORO HOME VIEWER」に対応する。

5月29日 セイコークロック、天然白大理石の小型置き時計を発売
セイコークロックは、天然の白大理石を用いた小型の置き時計「QK737W」を発売する。天然素材ならではの質感を感じる白大理石にカットガラスを合わせ、ガラス押さえにスワロフスキー・クリスタルを採用した。サイズは、高さ105×幅120×奥行き67ミリメートル。重量は430グラム。希望小売価格は1万5000円(税別)。販売目標は、年間1500台。

6月1日 タイで人気のくずれないフェイスパウダーが発売
日本機能性コスメ研究所は、美容大国タイの老舗化粧品ブランドのSrichand(シーチャン)から「トランスルーセントパウダー」「ブラックエディション オイルコントロールパウダー」(メンズ用)の2品を発売する。「トランスルーセントパウダー」はシルクのようにきめ細かく、軽いつけ心地のルースパウダー。タイでは年間150万個以上売り上げるヒット商品。「ブラックエディション オイルコントロールパウダー」は、肌の余分な皮脂を吸収し、保護するオイルコントロールタイプの男性向けフェイスパウダーとなる。

6月3日 Amazon、新世代「Fire HD 8 タブレット」3機種を発売
Amazonは、「Fire HD 8」タブレットの新モデル「Fire HD 8」「Fire HD 8 Plus」「Fire HD 8 キッズモデル」の3機種を発売する。前世代機に比べて処理速度が最大30%高速化。容量は32GB及び64GBモデルを用意。microSDカードは1TBまで対応。ワイヤレス充電にも対応し、最大12時間使用できる。価格は、Fire HD 8の32GBモデルが9980円(税込み)。Fire HD 8 Plusの32GBモデルが1万1980円(税込み)。キッズモデルは32GBモデルのみで1万4980円(税込み)。

ソニー、立体音響を再現するサウンドバーを発売

6月8日 森永乳業、常温保存可能なドリンクヨーグルトを発売
森永乳業は、ヨーグルト業界初(同社調べ)の常温保存可能なドリンクヨーグルト「1日不足分の鉄分 のむヨーグルト」を発売する。1日不足分の鉄分4.6ミリグラム、食物繊維5.4グラム、シールド乳酸菌を配合し、プルーン風味に仕上げた。脂肪ゼロ、低糖質(糖質30%オフ)となる。賞味期限は120日。

6月13日 ソニー、立体音響を再現するサウンドバー「HT‐G700」を発売
ソニーは、「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」「DTS:X」に対応するサウンドバー「HT‐G700」を発売する。大画面テレビに合わせてサラウンド音場を拡大し、より没入感のある立体音響を再現した。テレビ番組などの2チャンネルコンテンツでも、3次元の立体音響をより高音質で臨場感あるサラウンドで楽しめる。

6月18日 ファンケル、美容成分をぜいたくに配合したスティックゼリー発売
ファンケルは、スティックゼリー「ディープチャージ コラーゲン 厳選5種のフルーツゼリー」を通信販売と直営店舗で数量限定発売する。独自成分となるHTCコラーゲンを3000ミリグラム配合。ビタミンCやヒアルロン酸などの美容成分を含む。「林檎(りんご)味」「白桃味」「ぶどう&カシス味」「マンゴー味」「梅味」5種をアソート。1箱10本入り、価格は2376円(税込み)。

6月20日 情報誌「ウォーカー」、東京など3エリアが休刊しWEBにシフト
KADOKAWAの情報誌「ウォーカー」が東京、横浜、九州の3エリアで6月発売号をもって休刊する。今後、各誌のコンテンツはWEBサイト「ウォーカープラス」で各エリアの最新情報を発信する。尚、「東海ウォーカー」「関西ウォーカー」は刊行を継続する。

6月下旬 「+メッセージ」を活用した企業間共通手続きサービス開始
トッパンフォームズは、ユーザー向けに「+メッセージ」を活用した共通手続きプラットフォーム「AIRPOST(エアポスト)」の提供を開始する。NTTドコモ・KDDI・ソフトバンクの携帯3社、ジェーシービー、金融各社ほか参画企業が同サービスの構築に賛同。従来ユーザーは諸手続きを企業別に行う必要があったが、「AIRPOST」公式アカウントを利用することで共通のユーザーインターフェースでの一括手続きが可能となる。6月下旬に口座振替の申し込み、2020年内に住所変更などの諸届けへの対応を予定する。

6月 「Drive in Theater 2020」大磯ロングビーチで開催
シアタープロデュースチームのDo it Theater(ドゥイット・シアター)は、「ドライブインシアター2020」を開催する。新型コロナウイルス感染予防の啓発と映画をはじめとするカルチャーの活性化を目的として、ドライブインシアターの実現を目指す。医療関係者のアドバイスの元、新型コロナウイルス感染予防と拡大防止のための対策を実施する。会場は神奈川県中郡大磯町の「大磯ロングビーチ第一駐車場」。同企画は映画監督の園子温氏や堤幸彦氏ほか、複数の俳優も賛同する。

6月 国内初「Amazon Alexa」搭載の市販ディスプレーオーディオ発売
パイオニアは、スマートフォンの主要機能を車載機のタッチパネルや音声で操作できるディスプレーオーディオ「DMH-SF700」「DMH-SZ700」2機種を発売する。市販ディスプレーオーディオとして国内初(同社調べ)の「Amazon Alexa」を搭載。「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応。YouTubeを始めとした無料動画配信サービス再生など車内エンタテインメント機能を充実させた。スマートフォンのナビアプリを大画面に表示してカーナビとしても使用できる。

パナソニック、15型「プライベート・ビエラ」を発売

7月 「石窯おまかせ焼き」機能搭載の過熱水蒸気オーブンレンジ発売
東芝ライフスタイルは、業界最高オーブン温度350度の過熱水蒸気オーブンレンジの石窯ドームから「ER-VD7000」を発売する。肉や野菜などのメインの食材を選ぶだけで自動調理できる「石窯おまかせ焼き」機能を新搭載したフラッグシップモデルとなる。色はグランホワイトとグランブラックの2色。また、新たにスマートフォン専用アプリ「IoLIFE(アイオーライフ)」のサービスと連携。スマートフォンからのレシピ検索や、予熱・加熱終了などの動作状況のお知らせを受信できる。

8月下旬 パナソニック、ポータブルテレビ「プライベート・ビエラ」を発売
パナソニックは、モニター部とチューナー部がセットになったポータブルテレビ「プライベート・ビエラ」UN‐15TD10を発売する。チューナー部にアンテナ線をつなぐことで、15型モニターに映像をワイヤレスで転送できる。モニター部はIPX6/IPX7相当の防水性能を有し、風呂やキッチンでも映像を楽しめる。2チューナー搭載で見たい番組が重なった時も、同時に録画可能。インターネット動画配信サービスにも対応。ブルーレイ・ディスクとDVDも再生できる。内蔵ハードディスクは500GB。

9月2日 「CEDEC 2020」オンライン開催
コンピュータエンターテインメント協会(CESA)のCEDEC運営委員会は、コンピュータエンターテインメント開発者向けカンファレンス「CEDEC 2020」をオンラインで開催する。新型コロナウイルス感染拡大を受けてオンライン開催に変更となった。会期は当初予定の通り、4日までの3日間。

12月 昭和産業、アグリビジネスへ参入
昭和産業は、農業に関連する幅広い産業となるアグリビジネスに参入する。鹿島第二工場内に人工光型の植物工場施設を建設し、リーフレタスを中心とした葉菜類を生産・出荷・販売の操業を開始する。設備投資額は約6億円、面積は約1900平方メートル。

【2021】
春 JR東日本、房総・鹿島エリアに新型車両を投入
JR東日本は、房総・鹿島エリアに新型車両を投入する。E131系の2両編成を12編成、合計24両を新造する。内房線(木更津―安房鴨川)、外房線(上総一ノ宮―安房鴨川)、鹿島線(佐原―鹿島神宮)で営業運転する。各車両に車いすやベビーカーを利用する乗車客用のフリースペースを設置。また、トイレを車いす対応大型洋式トイレとするなど、バリアフリー化を推進。各車両の客室には車内防犯カメラを設置する。非常通話装置を1両につき4カ所に増やしてセキュリティー向上を図る。

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