スマホで見られる短い動画を使ったSNSサービスを提供するsoeasy(東京・千代田)は、外国人材を受け入れている企業や監理団体向けに、日本の生活ルールや災害対策などが分かる、自動翻訳機能つきの動画マニュアル「soeasy buddy for globalworker」の提供を始めた。
「soeasy buddy for globalworker」は、外国人材が日本で直面することが多いトラブルを防ぐためのもので、外国人材を受け入れている企業や監理団体向けのサービスだ。
動画マニュアルは2019年2月下旬より提供しており、420本ある。例えばゴミの出し方、油の捨て方、災害時に役立つ防災バッグの作り方、自転車に二人乗りは禁止されていることなどといった日本の生活ルールやマナー、生活の知恵などが15秒程度の短い動画にまとめられている。日本語で視聴できるほか、インターネット上の音声認識エンジンと翻訳エンジンを使用した自動翻訳により、英語、中国語、インドネシア語、ベトナム語で視聴できる。
soeasyの中野慧社長は「soeasyは短い動画を使い、教わりたい人と教えたい人を結び付けるプラットフォームを提供している。スマホで見るだけでなく、動画やコメントを投稿することで双方向で学びがある。このサービスはあらゆる業界にニーズがあり、外国人材の活用にも有効ではないかと考えた」と、外国人材向けサービスを開始したきっかけを語る。
仕事のノウハウを動画とコメントで共有
BtoCの「soeasy」は広告型のサービスで、現在約8000本の動画がアップされており、月間約100万人の訪問者がある。料理の作り方、運動不足を解消する方法、縫わずに簡易マスクを作る方法など、様々なノウハウが15秒程度の短い動画でシェアされている。
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