丸井は2020年2月12日、D2C(ダイレクト・トゥ・コンシューマー)の支援に特化した子会社D2C&Co(ディーツーシーアンドカンパニー)の設立を発表した。社長には丸井の加藤浩嗣常務が就く。投資・融資といった金銭面の支援、丸井の店舗を活用した出店支援、ブランド間の相互集客支援の3つの軸でD2Cを支援する。

新会社の設立を発表した丸井の青井浩社長(右から3番目)
新会社の設立を発表した丸井の青井浩社長(右から3番目)

 丸井が支援するD2Cとはデジタル技術を活用して販売や集客、顧客との関係性構築を自ら実施し、顧客に直接商品を届ける新たなブランドビジネスを指す。誰もが簡単にECサイトを構築できるサービスが登場し、既存の流通にとらわれない商品販売が可能になった。SNSを駆使すれば、広告費用をかけずにブランドの世界観を消費者に伝えられる。こうして、デジタル発で成長するブランドが増えている。

 D2C&Coはそうした新興ブランドを支援する。まず、金銭面の支援だ。「3年で30億円の予算を考えている」と加藤常務は言う。これまでも丸井本体でスーツのD2Cブランドを展開するFABRIC TOKYO(東京・渋谷)や、パーソナライズシャンプー「MEDULLA」を展開するSparty(東京・渋谷)といったD2Cブランドに投資をしてきた。新会社の設立後は「1カ月に1社」(加藤常務)を目途に、成長が期待できるD2Cブランドへの投資を加速する。

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