協会が整備する「RVパーク」とは?

 「キャンピングカーがあればどこでも泊まれる」と思いがちだが、これはある意味では正しくない思い込みだ。例えば国交省が整備する「道の駅」は、安全かつ快適に道路を利用するための施設であり、休憩はOKでも基本的に車中泊は認めていない。高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)も同様だ。車中泊しようと選んだ土地が、私有地かどうかを見極めるのが困難な場合も多い。

 そこで日本RV協会ではキャンピングカー利用時のトラブルを防ぐため、マナーを啓蒙するリーフフレットを配布している。さらに「安心」「安全」「快適」にキャンピングカーを利用するための宿泊インフラとして、有料駐車スペース「RVパーク」の整備を進めている。RVパークとして認定されるには、以下の条件を満たす必要がある。

(1) ゆったりとした駐車スペースで、1週間くらいの滞在が可能
(2) 24時間利用が可能なトイレ
(3) 100V電源が使用可能
(4) 入浴施設が近隣にあることが望ましい
(5) ゴミ処理が可能
(6) 入退場制限が緩やかで予約が必須ではないこと

 つまり、RVパークなら有料ではあるが快適な車中泊が約束されているというわけだ。キャンピングカーでなくても利用できるのもRVパークの特徴の1つ。クルマで旅行する際は覚えておくといいだろう。

ルーフトップにキャリアとともに独立したテントを造設するという手もある。車体の構造に手を加える必要がないのがこのルーフトップテントのメリット。ワークヴォックスが出展したSEDONAにはオプションとしてARB社のルーフトップテントが用意されている
ルーフトップにキャリアとともに独立したテントを造設するという手もある。車体の構造に手を加える必要がないのがこのルーフトップテントのメリット。ワークヴォックスが出展したSEDONAにはオプションとしてARB社のルーフトップテントが用意されている
会場の一角では、被災時に避難所へ行く代わりに生活拠点としてキャンピングカーを利用することも提案されていた
会場の一角では、被災時に避難所へ行く代わりに生活拠点としてキャンピングカーを利用することも提案されていた
カトーモーターのバンコン「DD」。“バンコン”とはバンをベースにコンバージョン(改造)を施したタイプのこと。このDDはハイエースをベースにルーフを拡張している。車内を立体的に利用する工夫と、木目の美しいインテリアが目を引く。この状態で価格は686万8000円(税別・諸費用等別途)とのこと
カトーモーターのバンコン「DD」。“バンコン”とはバンをベースにコンバージョン(改造)を施したタイプのこと。このDDはハイエースをベースにルーフを拡張している。車内を立体的に利用する工夫と、木目の美しいインテリアが目を引く。この状態で価格は686万8000円(税別・諸費用等別途)とのこと
RV協会のブースでは整備を進める「RVパーク」に関する展示を行ったほか、キャンピングカーを利用するにあたってのマナーを記したリーフレットを配布していた
RV協会のブースでは整備を進める「RVパーク」に関する展示を行ったほか、キャンピングカーを利用するにあたってのマナーを記したリーフレットを配布していた

(写真/稲垣 宗彦)