イベントスペースで開催されているラジカセとカセットテープの販売。家電蒐集家の松崎順一氏が集め、修理したヴィンテージものから新品までズラリと並ぶ

アキバの高架下に誕生 ちょっとマニアックな大人の専門店街

2020年01月09日
  • 「SEEKBASE AKI-OKA MANUFACTURE」の真上をJR山手線や京浜東北線などが走る。施設名「SEEKBASE」は、「マニアックに探求する(SEEK)大人が集まる基地(BASE)」の意味合い
  • 店頭の鎧兜(よろいかぶと)が目を引くS'NEXT(エスネクスト、川崎市)のイヤホン・ヘッドホンブランド「final」(ファイナル)の直営店
  • finalは音にこだわる人に向けた製品で知られる。「MAKEシリーズ」は専用工具で中を開け、不織布のフィルターを交換することで好みの音に調整できる
  • イベントスペースで開催されているラジカセとカセットテープの販売。家電蒐集家の松崎順一氏が集め、修理したヴィンテージものから新品までズラリと並ぶ
  • 売れ行きを左右する勝負どころは「デザイン」。メーカーや年代により多種多様なデザインのラジカセが世に生まれた
  • 「てんとう虫」の形にまで行き着いたプレーヤー。1974年、日本コロムビア社製。40年以上捨てられずに現存する「箱」もお宝級とのこと
  • 「もともとアキバ小僧」を自負する松崎順一氏。「小学校時代から半世紀、アキバに通っている」という筋金入りの家電マニア。「僕、カセット大好き(笑)」と手にしたのはお気に入りの太田裕美さんのカセット
  • 大量の中古レコード・CDでいっぱいの「レコファン秋葉原バザール」。忘れていた青春の記憶がよみがえる。ジャケ買いも楽しい
  • 防衛省「陸・海・空」自衛隊が協力して開発された時計。写真は「JSDF -SOLAR-」シリーズ(価格2万4200円・税込み)。手の甲に当たりやすいリュウズは作戦行動時の障害にならないよう4時の位置に配置
  • ブルーインパルス60周年記念モデル。写真は限定2020個生産の「T-4エディション」(価格8万5800円・税込み)。時刻を表す数字が「6」までなのは1番機から6番機までの6機構成だから。「5」の数字が逆さまなのは、「リードソロの5番機パイロットのヘルメットだけ、数字が逆さまになっているから」とのこと。7時から12時を示すアロー(矢印)は、部隊エンブレムに黄色で描かれている6機のアローマークがモチーフ
  • オートバイのライダー専用に開発した「MOTO-R」シリーズ(写真のモデルの価格は2万9700円・税込み)。ブレーキディスクをほうふつさせるベゼルがポイント。リュウズは通常とは逆側の9時位置に配置し、手首のハンドル操作を妨げない
  • ずらりと並んだ懐かしいソフビ。70年代に実際に売られていた商品が入手困難として人気がある
  • マルサン製の「快獣ブースカ」はお値段なんと95万円(税別)。当時の商品が“発掘”されるのは、帰省した際に実家の物置を探したり、おじいちゃんおばあちゃんが息子の部屋を掃除したりしたとき。「出てきたよ!」と売りに来るそうだ
  • BEMON製の「公害怪獣」は8万円(税別)
  • 中古カメラやオールドレンズを販売する「2nd BASE」
  • 写真好きならこのオールドレンズを眺めるだけで胸が躍るだろう
  • オールドレンズを使うとフレアやゴースト、四隅の光量落ちなどが出やすい。デジタル化で誰もがきれいな写真を撮れる時代だからこそ、通常はNGとされるこうした現象を“味”として楽しむ人たちが増えている
  • プラモデルのキットやカスタマイズ用のパーツが所狭しと並ぶ「ハビコロ玩具すけるとん」。ミニ四駆の試走もできる
  • ミニ四駆の商品の箱がぎっしり納められた棚。少年時代のバトル熱がよみがえる
  • “レトロ散歩”に疲れたら、ふらりと入りたくなる「常陸野ブルーイング 東京蒸溜所」
  • ドイツのチーマン社製ハイブリット式蒸留機。原液(スピリッツ)を蒸留し、ハーブなどのボタニカル(香草類)による香り付けでオリジナルのクラフトスピリッツを造る。一度に蒸留できる量は300リットル。傍らに立つのはスタッフのサムさん
  • 丁寧に注がれた常陸野ネストビール