無料で音楽が聴ける無許諾音楽アプリを利用するきっかけは、66%が友だちや家族が利用していたから――そんな調査結果をLINEリサーチが公開した。音楽視聴はCD中心からネットを通じた視聴に移行しているが、無許諾アプリの存在が利用者を増やしているストリーミング型の音楽サブスクリプションサービスの成長の阻害要因ともなっているようだ。
「友だちや家族が利用」に次いで多かったのは「音楽アプリで検索」の40%。この2つで無許諾アプリを利用するきっかけの大半を占める。音楽配信サービスのLINE MUSIC(東京・新宿)がLINEリサーチを通じて調査し、10月下旬に開催された音楽の見本市である「TIMM」で開催されたビジネスセミナーで公表した。調査期間は2019年10月19日~10月21日で、15~59歳までの男女6万2056人を対象とした。
無許諾音楽アプリとは、無許諾でサーバーにアップされた音楽にリンクして音楽を聴けるアプリのこと。「MUSIC FM」や「MUSIC BOX」といった名前で2012年ごろからアプリストアで配信されるようになった。
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