新生「渋谷パルコ」分析 目指すは唯一無二の次世代型商業施設

2019年11月27日
  • さまざまな面を持つ立体的な外壁構成のテーマは「原石の集積」。異なった思想や才能が引き付け合って、一つの塊になることでイノベーションを引き起こすことをイメージ
  • 渋谷パルコ・パートIとパートIIIの間にあった道路は「ナカシブ通り」と名づけられ、24時間通れる2層吹き抜け、幅8メートルの歩行者専用通路として生まれ変わった。幅約17×高さ約3メートルのアートウインドーも見どころ
  • スペイン坂から続く立体街路には、フロア毎に店舗への入り口があり、渋谷の街を歩きながらショッピングを楽しめるような空間になっている
  • ファッションの売り場にテクノロジーを掛け合わせ、ECとリアルをつなぐショールーミングゾーン「パルコ キューブ」。約130坪のゾーンにレディスを中心とした11ブランドが出店している
  • VRコンテンツアワードでパルコ賞を受賞したVR空間デザイナー、Discont氏によるデジタルインスタレーション作品を5階吹き抜け空間に常設展示。水槽に見立てた空間が、体験者のインタラクションによって変化していく架空のシミュレーターをイメージ
  • 公園通りに面して専用エントランスを設けた「グッチ」は、渋谷の街のポップなストリート感覚と、グッチのエレガントでコンテンポラリーな折衷主義を融合したユニークなコンセプトのショップ
  • 次世代のファッションデザイナーやブランドのインキュベーションを目的とした編集売り場「カイザーパルコ」。百貨店の自主編集売り場と比べ、ブランドの世界観を表現できる売り場づくりを行っている
  • 「食・音楽・カルチャー」をコンセプトに、飲食店と物販店が混在した食のゾーン「カオスキッチン」。天井と床の鏡面素材に店舗が映り込み、個性と多様さを増幅させながら広がっていくようなカオスな空間が登場
  • 米国西海岸でミシュランに掲載され、連日大行列の人気ラーメン店「ジカセイ メンショウ」は国内10店舗目。WAGYU×RAMEN!をコンセプトにスーパーフードを麺に練り込んだヴィーガン担々麺や和牛醤油らぁめんを提供。Twitter本社でも使用しているワンハンドスタイルの縦型ラーメン器は少量の油分でもコクを出せるので、見た目よりも味はあっさりしている
  • 「ティフォニウム・カフェ」は最先端技術を用いて魔法のような体験ができる新業態カフェ。「夜パフェ」でおなじみのガクがメニュー監修を手掛けた魔法パフェを注文すれば、タブレットでAR体験を楽しみながら時間を過ごせる。話題の新作タロット占いアトラクションも体験可能
  • 新宿2丁目発のゲイカルチャーバー「キャンピーバー」は商業施設初出店。女装ウエートレスや個性的なキャラのスタッフたちが優しく出迎えてくれ、一緒に場を盛り上げてくれる。営業時間は18時~翌日5時まで
  • 「GG SHIBUYA mobile e sports cafe & bar(ジージーシブヤ モバイル イー スポーツ カフェ アンドバー)は、日本初のモバイルeスポーツを中心としたパブリックビューイングカフェ&バー。海外での世界大会を同時に体験できるオールナイトビューイング企画も
  • 国内初となる任天堂の直営オフィシャルショップ「ニンテンドー トウキョウ」。ゲーム機本体やソフト、キャラクターグッズなどの販売はもちろん、常設の体験スペースで任天堂発売のゲームソフトを試遊できる。イベントやゲーム体験会も開催予定
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