マエケンは試合に勝つと「眠れない」

 発表会の終盤では、米大リーグ、ドジャースの前田健太選手(マエケン)とクリエイティブコンサルタントの市川渚氏が登壇。自身の睡眠について聞かれた前田選手は「シーズン中は19時から試合が始まり、帰宅するのが23時。そこから食事をするので睡眠時間がどうしても削られる。日によって睡眠時間がバラバラになりやすく、睡眠の質も良いのかどうか分からない」と答えた。さらに、登板後や試合で勝った後は眠れないと話した。

米大リーグ、ドジャースの前田健太選手は「試合で勝った後は眠れない」と話す
米大リーグ、ドジャースの前田健太選手は「試合で勝った後は眠れない」と話す

 市川氏は「睡眠時間を確保するのも難しいけれど、確実な手の打ちどころが見つからないのが睡眠の質を改善する方法。様々なサービスやプロダクトを利用し、改善を試みていたところ」と自身が抱える睡眠の課題について語った。

 1週間ほどSmartSleepを試したという前田選手は、朝スッキリ起きられるようになったという。「シーズン中に睡眠を自分で管理できるのはありがたい。アルコールを取る選手も、勝って興奮して眠れなくなる選手にもこれはお薦め。アスリートの強い味方」と笑顔を見せた。

 17年にユーキャン新語・流行語大賞を「睡眠負債」で受賞した枝川教授は、「睡眠は質が大事だが、それがなかなか難しい。しかしこういったテクノロジーやデバイスがあることは、睡眠負債を抱えるビジネスマンに一つ光が差していると思う」と述べた。

 発表会の締めくくりとして堤社長は「“テクノロジー×睡眠”によって、楽しみを持った健康的な生活を実現していきたい」と熱く語った。多くの人が睡眠の悩みを抱えた日本を改善できるか。大きなビジョンを描くフィリップスの挑戦に期待がかかる。

写真左から、安部氏、枝川教授、堤社長、前田選手、市川氏
写真左から、安部氏、枝川教授、堤社長、前田選手、市川氏

(写真/梶塚美帆)