建築家・東京大学教授の隈研吾氏。山井社長について「20世紀から21世紀の住み方に変化する時代の中での総合的なムーブメントのリーダーである」と述べた

スノーピークが隈研吾設計の複合施設 開発の勢い止まらぬ白馬

2019年11月21日
  • 「Snow Peak LAND STATION HAKUBA(スノーピークランドステーション白馬)」の全体像。建物を緑豊かな広場が囲む。敷地面積は約9200平方メートル、建物の建築面積は約1400平方メートル
  • スノーピークの山井太社長。水面下で、急速に進む白馬地域のオールシーズンのリゾート化を進める上で主要な役割を担ってきた
  • 建築家・東京大学教授の隈研吾氏。山井社長について「20世紀から21世紀の住み方に変化する時代の中での総合的なムーブメントのリーダーである」と述べた
  • 上から見た施設の全体イメージ。建物の後ろに駐車場、正面には「イベントエリア」が広がる。建物の正面から見て右に広がる森林が「野遊びエリア」
  • 宿泊施設となる「住箱-JYUBAKO」。隈氏によると一般的なトレーラーハウスは鉄やアルミなどの金属で作られるが、木材を使用することで見たこともない住居が出来上がったそうだ
  • 建物を外から見たときのシルエットとは逆に、屋内から景色を眺めたときにも、白馬三山をきれいに切り取れるような額縁効果を狙って屋根の形を決めたそうだ。さらに、屋根を支える木の骨組みは、白馬にちなんで森の枝、雪の結晶どちらにも見えるようにした
  • スターバックス店内のイメージ。スターバックス コーヒー ジャパンの水口貴文最高経営責任者(CEO)によると「コーヒーをアウトドアで飲んだときのおいしさを最大限に再現するため、独自レシピを開発している」とのこと
  • 白馬観光開発の和田寛社長。グリーンシーズンの集客の可能性にいち早く目を付けた
  • 岩岳山頂にできた「白馬マウンテンハーバー」。白馬三山を大パノラマで楽しめる人気スポットに(画像提供/白馬観光開発)
  • 19年7月26日に開業した「白馬マウンテンビーチ」。総合プロデュースを海外の人気飲食店の国内出店や空間プロデュースなどを数多く手掛けるトランジットジェネラルオフィスが担当した
  • 19年10月に出店したばかりのロンドン直営店の店内。リペアセンターのほか、コーヒーや日本茶を提供するカフェも展開
  • 写真左から白馬観光開発の和田社長、白馬村観光局の福島洋次郎事務局長、建築家の隈氏、スターバックス コーヒー ジャパンの水口CEO、「神楽坂 石かわ」の石川氏、スノーピークの山井社長、同社山井梨沙副社長