渋谷駅直結の複合商業施設「渋谷スクランブルスクエア東棟」が2019年11月1日に開業した。ひと足先に地上約230メートルからスクランブル交差点を見下ろす展望施設やテナントが報道陣に公開された。注目のポイントを紹介する。

「渋谷スクランブルスクエア」(東京都渋谷区渋谷2-24-12)
「渋谷スクランブルスクエア」(東京都渋谷区渋谷2-24-12)

ターゲットは「渋谷に愛着や接点がある人」

 渋谷スクランブルスクエアは東急、JR東日本、東京地下鉄が協業した複合商業施設。東棟、中央棟、西棟の3棟で構成され、19年11月1日に東棟を第1期としてオープンした。東棟は地上47階建てで、渋谷駅付近では最高層。その高さを利用し、有料展望施設を設けた。地下2階~地上14階は商業エリアにショップやカフェ、レストランなど計213店舗が入居する。

 渋谷は現在、「100年に一度」といわれる再開発が進んでいる。渋谷駅前だけでも12年4月に「渋谷ヒカリエ」、18年9月に「渋谷ストリーム」が開業(関連記事「『渋谷ストリーム』開業 “閑散エリア”に新たなランドマーク」)。19年12月には「渋谷フクラス」の開業も控えており、ショップやレストランが一気に増える。どのように差異化を図るのか。

 施設のテナント開発を担当した渋谷スクランブルスクエア商業・展望Dept.の堀内謙介総支配人は「渋谷らしさとして『ストリート』感を重視した。レストランや食物販などのフードが充実している点も特徴。これらを駅ビルで実現したということが、ほかの商業施設にはない魅力」と話す。

 ターゲットは「渋谷に愛着や接点がある人」。周辺住民や施設に入居するオフィスの従業員、渋谷を訪れる買い物客や訪日外国人客まで、幅広い層を狙うという。話題を呼びそうなテナントを実際に訪れてみた。

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