サービスはフィンテック関連の充実を図る

 新サービスに関しては、フィンテック関連を中心に4種類を発表した。

 1つは決済サービス「d払い」の拡充だ。d払いは2019年10月に1000万ダウンロードを記録するなど想定より速いペースで利用が伸びているという。そこでさらなる拡大を目指し、新たにd払いのアプリ内から利用できる「ミニアプリ」を提供する。これによって「ドコモバイクシェア」や「JapanTaxi」などのサービスを会員登録不要で利用でき、なおかつd払いによるオンライン決済もできるようになる。

「d払い」のアプリ内から利用できる「ミニアプリ」の提供を正式発表。個々のサービスに会員登録することなく利用でき、決済もd払いで済ませられる
「d払い」のアプリ内から利用できる「ミニアプリ」の提供を正式発表。個々のサービスに会員登録することなく利用でき、決済もd払いで済ませられる

 2つ目は「AIほけん」。東京海上日動火災保険と共同で提供する損害保険サービスで、簡単な質問に答えるだけで、6つの保険の中から適切な保険と掛け金の割合をレコメンドしてくれる。「AI(人工知能)」と名前が付くだけあって、NTTドコモのパーソナルデータを活用することにより、契約後もライフスタイルの変化に応じて適切なプランをレコメンドしてくれる機能を備えている。

簡単な質問に答えるだけで適切な保険をレコメンドしてくれる「AIほけん」。AI技術とパーソナルデータを活用し、契約後も適切なプランへの変更を提案してくれる機能も備える
簡単な質問に答えるだけで適切な保険をレコメンドしてくれる「AIほけん」。AI技術とパーソナルデータを活用し、契約後も適切なプランへの変更を提案してくれる機能も備える

 3つ目はSNSでの炎上やキャッシュレス決済での不正決済など、インターネット上で遭遇するトラブルに対応できる保険サービス「ネットトラブルあんしんサポート」。最新のネットトラブルをユーザーに通知して予防につなげたり、消費生活アドバイザーなどの専門スタッフに相談できたり、決済サービスの不正利用時に決済事業者の補償範囲を超えて最大100万円まで補償したりする仕組みなどを用意し、インターネットサービスをより安心して使える環境を実現するとしている。

インターネット上で生じるさまざまなトラブルを保証する「ネットトラブルあんしんサポート」も発表
インターネット上で生じるさまざまなトラブルを保証する「ネットトラブルあんしんサポート」も発表

 4つ目は同社のAIエージェントサービス「my daiz」の機能追加である。my daizは19年9月時点で利用者数が750万人を突破しており、天気やニュースなどの他、近隣のスポット情報を紹介する「お出かけ情報」の利用が多いという。

 そうしたことからNTTドコモではmy daizの新機能として、音声による新感覚のナビゲーションサービスを提供する。出発時に向かう方向のランドマークを示したり、進んでいる方向が正しいことを適宜知らせてくれたりするなど、従来の音声ナビゲーションよりもきめ細かな案内をしてくれる。これにより、逐次地図を見るために“歩きスマホ”をすることなく目的地までたどり着ける仕組みを実現するとのこと。