ティーブレンダーが目の前で一杯ずつシェイク

 注文を受けてからお茶を抽出し、いれたてを提供するカムバイティー表参道店の店内は、一見、コーヒー専門店のようだが、オリジナルマシンから噴き出す蒸気からは、お茶のかぐわしい香りが漂ってきた。カウンターではトレーニングをクリアしたスタッフたちが、せわしなく動いている。注文を受けた茶葉を一杯ずつマシンにセットし、抽出。その横では、ティーバーテンダーが客の目の前でお茶とフルーツジュースをブレンドし、ボストンシェーカーで次々とシェイクしていく。

店内には「そら植物園」代表でプラントハンターとして活躍する西畠清順氏がプロデュースした植栽が並び、ゆったりくつろげる空間となっている。ソファ席や電源を完備したカウンター席など約50席を用意
店内には「そら植物園」代表でプラントハンターとして活躍する西畠清順氏がプロデュースした植栽が並び、ゆったりくつろげる空間となっている。ソファ席や電源を完備したカウンター席など約50席を用意

 メニューは、カスタマイズできる「クリエイティ」とお茶本来の風味を味わえる「クオリティ」の2種類。クリエイティはベースとなるお茶を選んだ後、ミルクやフレッシュジュースからブレンドするドリンクを選び、トッピングも追加できる。フルーツジュースは台湾の旬のフルーツを契約農家から1年分仕入れてプレスし、冷凍保存したもの。トッピングは人気のタロイモボールや黒糖こんにゃくゼリーなど6種類。すべて無添加・無着色にこだわったヘルシーで安全な食材をそろえている。

お茶をミルクやフルーツジュースで割る「クリエイティ」は、独自のトレーニングを受けたティーバーテンダーがボストンシェーカーを使ってシェイクする
お茶をミルクやフルーツジュースで割る「クリエイティ」は、独自のトレーニングを受けたティーバーテンダーがボストンシェーカーを使ってシェイクする

 人気第3位の「パイナップルジャスミングリーンティー」を試飲してみた。芳香で上品な味わいのジャスミンティーにフレッシュなパイナップルジュースがブレンドされ、後口もすっきりしている。ティーブレンダーの手によって、台湾産のパイナップルのおいしさを台湾茶がみごとに引き出していた。

カスタマイズが面倒な場合は、人気のトップ5がおすすめ。筆者のおすすめは、ナタデココをトッピングした「パイナップルジャスミングリーンティー」640円(税別)。台湾産のパイナップルジュース(600円)も絶品
カスタマイズが面倒な場合は、人気のトップ5がおすすめ。筆者のおすすめは、ナタデココをトッピングした「パイナップルジャスミングリーンティー」640円(税別)。台湾産のパイナップルジュース(600円)も絶品

 TSUTAYAの安田秀敏氏は「タピオカミルクティーの他にもおいしい台湾茶があることを日本に紹介したかった」と話す。

 台湾茶はドイツや米国をはじめ、全世界でブームを巻き起こしている。お茶を日常的に飲む日本では、甘みのあるタピオカミルクティーからブームに火が付いたが、「高品質な台湾茶は日本市場でも必ず支持される」と、陳氏は自信を見せる。日本で広がりつつある台湾ブームを追い風に、TSUTAYAとのタッグでその実力をどこまで発揮できるかが注目される。

人気ナンバーワンの「エバミルクローステッドウーロンティー」には、タロイモボールをトッピング。630円(税別)
人気ナンバーワンの「エバミルクローステッドウーロンティー」には、タロイモボールをトッピング。630円(税別)

(写真/橋長初代)