Jリーグにおけるデジタルマーケティング戦略のロードマップ。顧客体験の向上、ファンベースとビジネス機会の拡大を目指して2014年に戦略強化

Jリーグ川崎ファンが競技場の北西に多い謎 ビッグデータで分析

2019年08月02日
  • Jリーグにおけるデジタルマーケティング戦略のロードマップ。顧客体験の向上、ファンベースとビジネス機会の拡大を目指して2014年に戦略強化
  • 「日経クロストレンドFORUM2019」で講演するJリーグデジタル社長の出井宏明氏(写真/新関雅士)
  • ファンベース拡大に向けて、環境整備と活用支援を両輪とした戦略設計を進めている
  • データ活用のためのプラットフォーム構築をベースに、ファン、パートナー、リーグが「三方よし」になるようフロントサービスでの協業を進めている
  • Jリーグが提供しているデジタルマーケティング環境のアウトライン
  • 新規来場者の前回来場からの残存率のデータから「壁」が2つあることを発見した。1つは3回の壁、もう1つは6回の壁で、6回を超えると残存率が横ばいになる
  • 川崎フロンターレの会員がスタジアムの北西方面に多いことがデータから見えてきたという。北西には鉄道路線が走っており、経験則とも合致する。こうした分析をさらに進めてマーケティングの精緻化を目指す
  • ファンベース拡大に向けて、動画や画像などのデジタルアセットを、より活用・拡散できる環境の整備を進める