トレーディングカードゲームやゲームソフトなどの開発・プロデュースを手がけ、新日本プロレスリングの親会社としても知られるブシロードが東証マザーズに上場。2019年7月29日11時より、上場セレモニーが東京証券取引所で行われた。
セレモニーには獣神サンダー・ライガー選手らも登場
上場セレモニーではブシロード社長の橋本義賢氏をはじめ、新日本プロレスリング社長兼最高経営責任者(CEO)のハロルド・ジョージ・メイ氏、新日本プロレス所属選手で20年1月の東京ドーム大会での引退を発表している獣神サンダー・ライガー選手、声優の愛美さんらが参加した。
2007年にトレーディングカードゲーム事業を主体として木谷高明氏(現取締役兼ブシロードミュージック社長)によって設立されたブシロードは、「ヴァイスシュヴァルツ」や「カードファイト!! ヴァンガード」などが人気を呼び、現在はスマホゲームなども幅広く手がけている。12年1月には新日本プロレスリングの全株式を取得し、2年で債務超過の状態から脱出。以降、現在も増収を続けている。
セレモニーの冒頭で東京証券取引所常務執行役員の小沼泰之氏から上場通知書を贈呈された橋本社長によれば、今回の上場は準備を始めてから3年の期間を経て実現したとのこと。同社が手がけるアニメやゲームの市場はこの10年で大きく成長し、世間で認めてもらえるまでなり「感無量」と橋本社長。
海外でも日本アニメのファンによる市場が確立。さらに新日本プロレスも47年の歴史の中で多くの海外レスラーと戦い続け、海外ファンの獲得に寄与している。橋本社長は「どんどんどんどん成長できるマーケットにうまく乗っていきたい」と語る。
上場セレモニーで恒例の五穀豊穣にちなんだ5回の打鐘(だしょう)では、橋本社長、メイ社長のほか、新日本プロレスの獣神サンダー・ライガー選手、声優の愛美さんらが小づちで鐘を鳴らした。
今回ブシロードの公募株式数は210万株、売り出し株式数168万3000株に加え、オーバーアロットメントによる売り出しが、56万7400株。公募・売り出し価格は1890円で、公開初日の終値は公募価格を上回る2138円だった。
(写真/酒井康治)