顔立ちや骨格をもとに、リイゼさんが利用者のタイプを判断し、似合う髪形×カラーの組み合わせを導き出す、という設定

花王リーゼ 潜在顧客をゲーム感覚で誘う、販促アプリにAI活用

2019年07月16日
  • 花王リーゼ 潜在顧客をゲーム感覚で誘う、販促アプリにAI活用(画像)
  • 撮影時の照明の影響を考慮し、コンピューターによる肌色の自動識別機能は現状では搭載していない。「肌の色」は利用者本人が手首の色をチェックする。なりたいイメージには「ゴージャス」「ワイルド」といった選択肢もあり、ゲーム感覚でアプリを楽しめる
  • 撮影は明るい場所で、証明写真を撮るように顔正面をカメラにまっすぐ向ける。前髪が眉毛にかからないように撮るのがポイント
  • 「顔立ちの個性」をAIが分類、数値化する。日本ファッショ ンスタイリスト協会監修によるStyling Map-APIを外部連携で利用
  • おすすめヘアスタイル6通りの“合成画像”を一覧で表示する。画面の右上に現れる指南役のお姉さんは、AIスタイリストという役柄の「リイゼさん」
  • 顔立ちや骨格をもとに、リイゼさんが利用者のタイプを判断し、似合う髪形×カラーの組み合わせを導き出す、という設定
  • 30種類の髪形×20種類のカラーを組み合わせた全600通りのヘアスタイルパターンを搭載
  • 顧客の“なりたい姿”まで理解して、知見を高め、商品やサービスで還元する。AIの技術を介し、パーソナライズに主眼を置く関係づくりを目指す
  • 今はSNSの普及で誰もが発信者になれる時代。市場調査や分析を人間が行うという従来のやり方では、現状のスピードに追いつかない
  • ヘアスタイルをAIで自動的に判別するソリューションを、自分たちで作ってみようとチャレンジした
  • ターゲットは、ヘアスタイルに関心が高く、スマホを使い慣れた20~30代女性。「見たことのない自分に出会う楽しさ」をコンセプトに、“ありそうでなかった”AIの開発に取り組んだ