Netflixの新たな試みは、他のコンテンツプラットフォーム事業者だけでなく、映像・音響機器のメーカーからも注目されている

Netflixが新・高音質技術を導入 競争激化で差異化狙う

2019年06月26日
  • Netflixの新たな試みは、他のコンテンツプラットフォーム事業者だけでなく、映像・音響機器のメーカーからも注目されている
  • Netflixが新たに投入した高音質オーディオの背景と狙いについて、スコット・クレイマー氏にビデオ会議でインタビューした
  • 一般的なユーザー環境ではクリエイターが意図する音声を再現できていないとダファー兄弟が指摘。そこから高音質オーディオの技術開発が始まった
  • 高音質オーディオは19年の5月からNetflixの全てのプランで対応。「プレミアム」プランならドルビーアトモスのコンテンツも視聴できる
  • ソニーが19年に発売する4Kブラビアでは、写真の「A9G」を含む4モデルが、ソフトウエアアップデートにより内蔵スピーカーでのドルビーアトモスの立体音声に対応する
  • 5.1chサラウンド音声は192kbpsから640kbps、ドルビーアトモスの立体音声は448kbpsから768kbpsの範囲で、トラフィック品質に合わせて自動的にビットレートを最適化する
  • Netflixのオリジナル映画「ROMA/ローマ」も5.1chチャンネルとドルビーアトモスの音声で配信されている。高音質オーディオの効果がとてもよく分かる作品だ
  • Netflix プロダクション・サウンドテクノロジー マネジャーのスコット・クレイマー氏