すた丼のアントワークスは「焼肉まる秀」をオープン

 「伝説のすた丼屋」「名物すた丼の店」を運営するアントワークス(東京・中野)が、19年5月、東京・国分寺にオープンした新業態が「焼肉まる秀」だ。

 同店があるのは、東京・杉並からあきる野市に至る五日市街道(都道7号)沿い。「大通りに面した焼肉店は食べ放題の業態が多い。そこにあえてオーダー型の焼肉店をオープンしたのは、ハードルが高い分、生き残った暁にはブランドとして成功したと言えるから」とアントワークス広報担当は出店の理由を説明する。

 焼肉まる秀がメインターゲットとしているのは、20代後半~40代前半のカップル、ファミリー層だ。その上で、ブームとなりつつある「独り焼き肉」も楽しめるよう、座席のレイアウトを工夫しているという。

焼肉まる秀の店舗。最寄り駅の西武鉄道国分寺線・鷹の台駅からは徒歩約13分
焼肉まる秀の店舗。最寄り駅の西武鉄道国分寺線・鷹の台駅からは徒歩約13分

 焼肉まる秀のコンセプトは「安くてうまい焼き肉と飯を腹いっぱい食べてほしい」で、黒毛和牛とコメにこだわっているのが特徴。薩摩牛のなかでもわずか4%しか生まれてこないA5ランクのロースやカルビ「4%の奇跡」を税別1290円で提供する。

 また、同店で使用するコメは北海道妹背牛町の契約農家から直接仕入れているブランド米「ほしまる」。小盛(180グラム)、並量(250グラム)、大盛(350グラム)、大盛盛(450グラム)が全て税別298円の同額となっている。

 「顧客の求めているものはコストパフォーマンス。食べ放題の需要が高まっていること、高単価業態が振るわない現状を鑑みて、今後は質の良い肉を大衆価格で提供する店が繁盛するとみている」(同社広報担当)。ドリンクも含めた低価格帯の商品を訴求することで来店動機の形成を図る焼肉まる秀は、競争を勝ち抜いてブランドとなれるか。

価格帯は4種類のみとなっており、ドリンクやサイドメニューは298円、豚肉やホルモンなどが593円、黒毛和牛が794円、ブランド黒毛和牛が1290円(いずれも税別)だ
価格帯は4種類のみとなっており、ドリンクやサイドメニューは298円、豚肉やホルモンなどが593円、黒毛和牛が794円、ブランド黒毛和牛が1290円(いずれも税別)だ
平日限定の黒毛和牛焼肉ランチは、ご飯、サラダ、スープ、キムチが付いて税別894円から
平日限定の黒毛和牛焼肉ランチは、ご飯、サラダ、スープ、キムチが付いて税別894円から

(写真提供/スシローグローバルHD、木曽路、吉野家HD、アントワークス)