アサヒグループ食品が2019年5月20日に発売する「汁なし麺0(ゼロ) 麻辣担々麺」は、水で戻す麺を使った汁なしカップ麺。寒天とこんにゃくでできた糖質ゼロの麺に、水を入れて5分後に水切りするだけの手軽さが特徴だ。人気の麻辣風味で夏場に失速するカップ入りスープ市場の消費を刺激する。

2019年5月20日発売のアサヒグループ食品「汁なし麺0(ゼロ) 麻辣担々麺」(税込み215円)
2019年5月20日発売のアサヒグループ食品「汁なし麺0(ゼロ) 麻辣担々麺」(税込み215円)

糖質オフ・ゼロ市場で食品の伸長が著しい

 汁なし麺0(ゼロ)は、2017年に発売した糖質ゼロ麺を使ったカップスープ麺「おどろき麺0(ゼロ)」シリーズの新商品で、同社で初めて水で戻す麺を採用した。原料はおどろき麺0(ゼロ)シリーズと同じ寒天とこんにゃくだが、“汁なし”のため満腹感を損なう恐れもある。そのため麺の膨張率を高めてボリューム感をカバーした。

 アサヒグループ食品によると18年の糖質オフやゼロ食品の市場は約3500億円。19年には約3600億円になる見込みで、17年比で約108%増になるという。構成比ではアルコール飲料が9割を占めるものの、食品も年々拡大傾向にあるとのこと。実際におどろき麺0(ゼロ)ブランドは、18年は前年比260%と順調に売り上げを伸ばしている。

 アサヒグループ食品の食品マーケティング部担当課長の真鍋太郎氏は、「食品の伸長が著しく、中でも喫食頻度が高くて罪悪感を抱きやすい製品が伸びている。例えば麺や食べ合わせの多いスープ、スイーツなどだ。新商品で展開を広げ、新規顧客を獲得していきたい」と話す。

おどろき麺0(ゼロ)シリーズ。「汁なし麺0(ゼロ) 麻辣担々麺」(写真右端)で、初めて水で戻す麺を採用した
おどろき麺0(ゼロ)シリーズ。「汁なし麺0(ゼロ) 麻辣担々麺」(写真右端)で、初めて水で戻す麺を採用した
「新商品で展開を広げ、新規顧客を獲得していきたい」と話す、アサヒグループ食品の食品マーケティング部担当課長の真鍋太郎氏
「新商品で展開を広げ、新規顧客を獲得していきたい」と話す、アサヒグループ食品の食品マーケティング部担当課長の真鍋太郎氏

カップ入りスープの需要は夏場に落ち込む

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