家具・雑貨店を展開するFrancfranc(フランフラン、東京・渋谷)は2019年4月20日、家具の新ブランド「MODERN WORKS」を発表した。新ブランドで顧客拡大を目指す同社は、南青山にキャッシュレス専門店もオープン。人件費削減などローコストオペレーションにも力を入れる。

「MODERN WORKS」青山店(AOYAMA Limited Store)。2020年2月末までの期間限定の仮設店舗。支払いは現金が使えないキャッシュレス決済のみとなっている
「MODERN WORKS」青山店(AOYAMA Limited Store)。2020年2月末までの期間限定の仮設店舗。支払いは現金が使えないキャッシュレス決済のみとなっている

新ブランド投入で新規顧客層の獲得を狙う

 雑貨とインテリアのイメージが強いFrancfrancが、多様化する日本の住環境とライフスタイルに最適なサイズの家具に特化したブランド『MODERN WORKS』を発表した。

 同社マーケティングコミュニケーション部部長の大﨑順一郎氏は「Francfrancはもともと家具のブランドとして立ち上げているので、改めて『今の時代に合う家具は何か』ということから考え直したのがこのブランド。今は値段の安い家具からデザイナーが手掛けた高い製品まで、幅広くそろっている。その中で『ちょうどいいものとは何か』という問いがブランドを立ち上げる1つのモチベーションになった」と説明する。

 またFrancfrancが若い女性を狙っているのに対し、MODERN WORKSではより高年齢、高所得の層をターゲットに設定しているのもポイントだ。

 「基本的には30~40代、世帯収入で言うと800万~1000万円くらいのミドル層をターゲットにしている」(Francfrancモダンワークス部部長の井上和亮氏)。また大﨑氏は、MODERN WORKSの顧客層について「(ブランドとしての)Francfrancでは25歳の女性を狙っているが、それとは違うお客様に新しい提案をしていくのが狙いの1つ」と語る。

Francfrancの新ブランド「MODERN WORKS」の商品。Francfrancと異なり、性別を問わない中性的なデザインが特徴的だ
Francfrancの新ブランド「MODERN WORKS」の商品。Francfrancと異なり、性別を問わない中性的なデザインが特徴的だ

 すでに多様な選択肢がある家具・インテリア市場だが、「MODERN WORKSは男性・女性を特に意識せず、どちらも買ってくれるようなテイストにしている」(大崎氏)と自信を見せる。その根拠について井上氏はこう説明する。

 「MODERN WORKSでは『デザイン・クオリティ・プライス』という3つの軸のバランスがとれた家具を提供する。イタリアのメーカーだと1点100万円という製品も当たり前だが、MODERN WORKSでは20万円を切っている商品が多い。安さを売りにする他社と比べても、デザイン面ではまだまだ我々のほうにアドバンテージがあると考えている」

青山に完全キャッシュレスの店舗をオープン

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