米国の公衆トイレのデザインが変化している。ジェンダー(性差)やダイバーシティー(多様性)に対応しているためだ。空港やイベント会場などの公衆トイレを見ると、男女共用の個室トイレが特別に設けられていたり、男女共用のトイレしかないといったりすることが多い。

米サンフランシスコ空港のユナイテッド航空ラウンジ内の公衆トイレ
米サンフランシスコ空港のユナイテッド航空ラウンジ内の公衆トイレ

 こうしたトイレのほとんどは個室で、洗面台がある共用空間に個室のドアが並んでいる。中には便器と洗面台がセットになっているケースもある。公衆トイレのイメージと言えば、男女別に分かれ、女性の場合は会話や化粧、歯磨き、着替えるための空間にもなっていた。同性ならではの気楽な「場」だったが、今や公衆トイレは公共空間の延長にある。特に米国では、LGBT(性的少数者)の人々への社会的認知が広まる一方で、公衆トイレの問題が取り沙汰されてきた。

有料会員になると全記事をお読みいただけるのはもちろん
  • ①2000以上の先進事例を探せるデータベース
  • ②未来の出来事を把握し消費を予測「未来消費カレンダー」
  • ③日経トレンディ、日経デザイン最新号もデジタルで読める
  • ④スキルアップに役立つ最新動画セミナー
ほか、使えるサービスが盛りだくさんです。<有料会員の詳細はこちら>