2018年4月、「安全色」と呼ぶ6色を定めた日本工業規格(JIS)が改正された。「多様な色覚を持つ人が識別できる色(ユニバーサルデザインカラー)」を採用し、訪日外国人を含め、多くの人々の安全の確保と利便性の向上を図るのが狙い。
改正の背景には2020年の東京オリンピック・パラリンピックがある。一大イベントを間近に控え、交通機関や各種施設では、海外からの旅行者にも分かりやすくするための案内表示・安全標識の整備が進んでいる。中でも安全色は重要であり、一目で「安全」「危険・禁止」「注意」が理解されなければ、大きな事故につながりかねない。
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