東大・松尾先生にディープラーニングを学ぶ
まずキーノートは、国内のAI(人工知能)研究の第一人者の1人である東京大学大学院 工学系研究科 特任准教授の松尾豊氏に「ディープラーニングの先にあるもの ――ビジネス課題を解決できるのか、その疑問に答える」と題して講演していただきます。
AIの最新動向、特にディープラーニングを取り巻く状況についてお話しいただきます。講演の終盤には、日経クロストレンドアドバイザリーボードのコメンテーターの1人であり、宇多田ヒカルなどの宣伝プロデュースを担当するソニー・ミュージックレーベルズ EPICレコードジャパン部長の梶望氏に、ご自身のビジネス課題におけるディープラーニング活用の可能性について、松尾先生と議論をしていただきます。

【詳細情報】「ディープラーニングの先にあるもの ――ビジネス課題を解決できるのか、その疑問に答える」
オムロン、資生堂が製造業のIoT活用
午後はAI、IoTの専門講演をそろえました。
製造業でのIoT活用を学びたい方にお薦めなのが、「AI・IoTを新規事業の創造にどう生かすか」。オムロンにて鉄道、流通、ヘルスケア、データ流通市場等で新規事業を立ち上げ、ドコモ・ヘルスケア社長も経験した竹林一氏(イノベーション推進本部SDTM推進室長)と、米シリコンバレーを拠点に日本企業のAI活用を支援する、パロアルトインサイト CEOの石角友愛氏が議論します。

資生堂が2018年3月からベータ版の展開を開始した「オプチューン」は、IoTをベースにパーソナライズされたスキンケアを実現するとして注目を浴びています。「IoTをベースとしたパーソナライズソリューション~新しいスキンケアサービス“オプチューン”の開発~」の講演は、資生堂 ブランドマネジメント部新規接点開発室デジタルフューチャーグループの川崎道文氏が、そのサービス概要と開発背景について紹介します。
アマゾンのAI活用、その狙いを探る
日経クロストレンド創刊特集として好評いただいた「ボイス経済圏の未来」。同特集に登場した業界のキーパーソンが、レジなしコンビニ「Amazon Go」や、「Amazon Alexa」などの音声AIアシスタントの真価、未来を議論します。
「Amazon Goの衝撃~その先にある新たな買い物の世界~」では、リアル店舗の顧客行動が可視化されることで、どんな新しいことが起こるのか。Amazon Goをいち早く体験した有識者たちが語ります。登壇者は、オイシックスドット大地 執行役員の奥谷孝司氏、前職AWS(アマゾン ウェブ サービス)で日本のマーケティングを統括してきた現ABEJA マーケティングディレクターの小島英揮氏、すかいらーくのデータ分析責任者も経験したリノシス代表取締役の神谷勇樹氏の3人です。
【詳細情報】「Amazon Goの衝撃~その先にある新たな買い物の世界~」
「音声UIの現在と未来~活用企業の議論から探る~」では、外部企業がAmazon Echo上で機能提供する仕組みであるスキル開発で先行する3社が登壇します。ハンズラボ 社長の長谷川秀樹氏、パルコ 執行役グループICT戦略室担当の林直孝氏、JapanTaxi 取締役CTOの岩田和宏氏の3人です。パソコンでのキーボードや、スマートフォンでのタッチ操作以上に自然なコミュニケーション手法である音声UIの可能性、課題はどこにあるのか。先進企業の議論から探ります。
【詳細情報】「音声UIの現在と未来~活用企業の議論から探る~」
そして、データ、AI活用の先進企業であるリクルートグループからは、リクルートテクノロジーズ ITエンジニアリング本部 データテクノロジーラボ部 シニアマネジャーの石川信行氏に登壇していただき、「リクルートにおけるAI関連技術の活用とビジネス貢献への勘所」をお話しいただきます。
【詳細情報】「リクルートにおけるAI関連技術の活用とビジネス貢献への勘所」
日経クロストレンド FORUM 2018初日の6月18日はAI/IoTがテーマ。AI/IoT技術や活用の最先端の情報を提供し、貴社のデジタル戦略の立案、遂行を支援します。