累計発行部数は3億3000万部超え 赤川次郎の「アイデアの源」

2019年12月23日
  • 赤川次郎氏。1948年生れ。桐朋高校卒業後、日本機械学会在職中にテレビドラマ「非情のライセンス」シナリオ公募に入選。76年『幽霊列車』でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、小説家デビュー。78年『三毛猫ホームズの推理』が大ヒットし、一躍ベストセラー作家となる。80年『悪妻に捧げるレクイエム』で角川小説賞、2005年日本ミステリー文学大賞、16年『東京零年』で吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。杉原爽香、吸血鬼、子子家庭などシリーズものも多く手がけている。15年に累計発行部数が3億3000万部を突破。19年12月時点で出版した本は620冊を超えた。映像化・舞台化作品に『セーラー服と機関銃』『探偵物語』『晴れ、ときどき殺人』『死者の学園祭』『鼠、江戸を疾る』『夢から醒めた夢』など多数。19年10月に発売された『いもうと』は89年に刊行、ドラマ・映画・舞台化もされたベストセラー『ふたり』の続編
  • 赤川次郎『いもうと』(新潮社刊、税込み1650円)
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