世界のセレブや著名人などをデジタルで描き、ポートレート作品として世に送り出してきたクリエイティブユニット「エンライトメント」が初めて、代官山 蔦屋書店で個人向けオーダー会を開催する。東京五輪イヤーの幕開けとなる春節の時期に合わせて訪日外国人をターゲットにした、“初めて尽くし”の企画だ。
初めて尽くしの1つ目は、エンライトメントが個人向けのオーダー会を開催すること。サイズは小(500mm×378mm、税込み77万円)、中(750mm×567mm、99万円)、大(1000mm×756mm、132万円)の3種類で、当日30分の面談と撮影を行い、制作に取り掛かる。犬と一緒に、カップルでなどといった要望にも応えてくれ、データ販売も可能だという。
きっかけは、エンライトメントが葛飾北斎の魅力を発信するプロジェクト「NEO HOKUSAI」で銀座蔦屋書店と2018年にコラボしたこと。代官山蔦屋書店でも何か一緒にできればと、1年がかりの構想を経て実現した。
初めて尽くしの2つ目は、予約不要だということ。当日、ふらりとやって来てオーダーできる方法にした。「肖像画のオーダーというと事前に日程や場所を決めて打ち合わせしてと複数の手順を踏むイメージがあるが、今回のメインターゲットは外国人旅行者。彼らの行動を想定すると、予約制にするのは難しく、すべての手続きを現地でできるようにした」と言うのは、代官山 蔦屋書店の春節プロジェクトを担当する阪井宏行氏。
オーダー会の日程を追加しました(2月9日16時~18時、2月11日17時~19時)。[2020/1/30 19:45]
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