銀座ロフトのゲーム関連の売り上げが2019年7月、8月(19日まで)ともに前年同月比約230%と好調だ。ロフト全店の売り上げも前年同月比約150%だが、その数字も大きく上回っている。
ロフトでは昔から「オセロ」「人生ゲーム」などのボードゲームを扱ってきたが、ここ数年のボードゲーム人気は右肩上がりだという。特に将棋棋士・藤井聡太七段の影響で注目を集めた「脳トレ」や、2020年度の小学校必修科目化が迫るプログラミング系のボードゲームは大盛況だ。
猛暑なのに加え、1000円台からと価格が手ごろで持ち運びや収納にも便利なコンパクトな商品が増えており、今の暮らし方にマッチしているのも人気の理由だろう。
「近年自宅で親しい人と過ごすイエナカ傾向が強くなっており、たこ焼きパーティーやチョコレートパーティーなどの延長にもあると考えられるのがボードゲーム。机を囲んで集うのが家族でも友だち同士でも受けているのでは」と銀座ロフト次長の田中由起子氏は分析する。
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