代官山 蔦屋書店は2019年6月、3号館2階の音楽フロアを大改装。扱っていたCD20万枚を5000枚に大幅縮小する一方、60席だった座席を160席に拡大した。

代官山蔦屋書店は2019年6月28日、3号館2階の音楽フロアをリニューアルオープン
代官山蔦屋書店は2019年6月28日、3号館2階の音楽フロアをリニューアルオープン

 定額制音楽配信サービスの普及などにより、10年前と比べて音楽を取り巻く環境は大きく変わった。そんななか、開業8年目となる代官山 蔦屋書店が音楽フロアを大改装し、扱っていたレンタルCD20万枚を5000枚に大幅縮小。一方、「CDが売れない時代に、音楽を身近に感じてもらいたい」(同店音楽・スマートフォンリーダーの石場輝久氏)という狙いから、“カフェと音楽の融合”を掲げて60席だった座席を160席に拡大した。

 「『ゆっくり座れるカフェがほしい』という声が今までもあったが、ただそれだけだとつまらない。そこで1960年代からのミュージックアーカイブとDJブースを設け、音楽のリクエストにも対応できるようにした」(石場氏)。リクエストは900万曲の中から受け付ける。

ライブを行えるイベントスペースも

 新しくできたイベントスペース「Sesson:(セッション)」には、アルコールも提供するドリンクカウンターを設け、週に2~3回はイベントも開催予定。今後はライブに限らず、音楽に関わる講座やさまざまなコラボ企画にも意欲を見せる。

イベントスペース「Session:(セッション)」。ステージの周りには100席。イベントやライブを開催していないときは誰でもゆっくり座って楽しめる
イベントスペース「Session:(セッション)」。ステージの周りには100席。イベントやライブを開催していないときは誰でもゆっくり座って楽しめる
カフェスペースでは1階のスターバックスコーヒーの飲食物を持ち込めるほか、「Session:」後方にあるドリンクカウンターでアルコールを購入することも可能
カフェスペースでは1階のスターバックスコーヒーの飲食物を持ち込めるほか、「Session:」後方にあるドリンクカウンターでアルコールを購入することも可能