2019年4月にフロアを拡大してリニューアルオープンしたばかりの銀座ロフトでは、早くも夏を先取りしたヒット商品が活況だ。これからの時期、水分補給に欠かせない水筒は種類もサイズも豊富。中でも、わずか容量120mlの「ポケトルボトル」がとにかく売れているという。
1~2時間の外出での水分補給や薬を飲む水など、500mlや300mlまでは必要ない女性を中心に火がついた。少しだけ飲み物を持ち出したい需要をうまく取り込んだ格好だ。
スポーツジムやヨガを楽しむ人などは常温の水を好む人も多く、保温機能のないシンプルな水筒も好調。飲み終わったら小さくたためるものや倒してもこぼれないものなど、ラインアップも充実している。
清潔面の観点から、直接口をつけずにふたをコップにして飲むタイプもまた人気が上がってきているという。
「マイボトルの需要は落ちていない。デザイン、サイズ、素材など、用途別に複数持っている人も多い。ペットボトルを何本も買うよりも節約になり、自分の飲みたいものを好きなときに飲むことができるので、年間を通して売れている」(銀座ロフト次長の田中由起子氏)。
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