電通若者研究部(電通ワカモン)が最近の若者の実態から世の中の今後の潮流を探る本連載。複数のコミュニティーに所属している若者にとって、自分の時間をどのコミュニティーにどのように割り振るかはとても重要です。そこで意識しているのが、タイパ(タイムパフォーマンス、時間対効果)。その独特の価値観の深層を探ります。

写真:KAORU / PIXTA(ピクスタ)
写真:KAORU / PIXTA(ピクスタ)

 電通若者研究部(電通ワカモン)の村川です。以前、日経トレンディネットに寄稿した「お金よりも時間」と考える若者が増えている」では、「若者における時間価値の高まり」と、その貴重な時間を使う上で重要な「介在実感」について書かせていただきました。今回はその延長線上に、もう少しだけ時間と若者の関係性についての考察を進めていきたいと思います。

 電通ワカモンでは毎月現役大学生と一緒にワークショップを実施しているのですが、先月そこで「時間」をテーマにしたディスカッションを行いました。

 その中で、「(大学の)放課後の時間は親友と遊びに出かけたり、バイトしたり、“ガチ”の予定に充てたいから、空きコマの時間にそこそこ仲のいい人と会ったりしておく」といった旨の発言があり、そう言われてみればなんとなく分かる気がする、という声も複数人から上がりました。友人関係に優先付けを意識し、それに合わせた的確な時間の使い分けを行っているようにも見て取れるこの言葉の裏には、どういったインサイト(本音)が隠れているのでしょうか。

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