
全5回
データ活用最前線 進むパーソナライズ
収集したデータを生かして企業が収益を上げようとする試みは、オン・オフに関わらず当たり前になってきました。多くの企業が目指しているデータ活用法の1つが、ユーザー一人ひとりの好みをデータで分析し、最適なレコメンドを最適なタイミングで提示して購買を促す「パーソナライズ」でしょう。ネット上では既にこのレベルまでデータ利活用が進んでいます。一方、リアルな状況でも、こうしたパーソナライズを視野に入れた試みが始まりつつあります。今回は、パーソナライズを軸に、どんなデータ活用の取り組みがなされているのか、パーソナライズを推し進めるうえでの課題は何か、などについて、ユーザー企業のケーススタディーによって紹介していきます。