アリババ、テンセント、バイドゥの中国のテックジャイアント3社は、一体どのような人工知能(AI)やビッグデータの活用戦略を進めているのか。BATと呼ばれる3社のAIや自動運転、電子コマースや流通などイノベーションの最前線を、中国現地の専門家によるレポートなどから浮き彫りにします。原則として毎週BAT3社それぞれの情報をお伝えしていきます。
  • 2019.09.10
    アリババ 決済アプリ「アリペイ」でユーザー情報保護を呼びかけ
    2019年8月23日、中国EC最大手のアリババ集団の傘下であるアント・フィナンシャル・サービスグループは、運営する電子決済サービス「支付宝(アリペイ)」において、中国国内で初めて「生体認証におけるユーザーのプライバシー保護とセキュリティーについてのイニシアチブ」を打ち出した。関連するテクノロジー企業に、イニシアチブへの参加を呼びかけた。
  • 2019.09.05
    テンセントが健康関連リポートを公開 高年齢層に商機見いだす
    2019年8月26日、中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)のネット広告を手掛ける「騰訊広告(テンセント広告)」は、中国の健康事情に関する分析リポート「大健康業界データ洞察報告2019」を自社のメディアで取り上げた。19年上半期における健康に関連するコンテンツ配信のトレンドおよび高年層のネットユーザーの実態を探った内容となっている。
  • 2019.09.02
    バイドゥ Q&Aサイト大手に戦略投資でコンテンツを強化
    中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は2019年8月12日、中国のQ&Aサイト大手「知乎(ジーフー)」のシリーズFの資金調達に応じた。バイドゥにとっては戦略的な投資で、両社は今後さらに提携を深める方針だ。ジーフーが持つ億単位の高品質なQ&Aコンテンツが、バイドゥの検索サービスやコンテンツ提供サービス等と連携する。
  • 2019.08.29
    アリババ 19年4~6月期決算の連結売上高が前年同期比42%増へ
    2019年8月15日、中国EC最大手のアリババ集団は19年第2・四半期決算(19年4~6月)を発表した。今期は、リテール事業と、ネット出前サービス「餓了麼(ウーラマ)」、クラウドサービスを手掛ける「阿里雲(アリクラウド)」の3つの事業が収入を増やして大きく成長。売上高は前年同期比42%増の約1149億2400万元(約1兆8387億円)となった。
  • 2019.08.19
    テンセント 5G時代を見据えて本格的なクラウドゲームを実現
    2019年8月2日、中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)のクラウドサービス「騰訊雲(テンセントクラウド)」は、クラウド技術を通じてゲームをプレーできるクラウドソリューションを発表。中国上海で開幕したアジア最大のゲーム見本市「チャイナジョイ2019」の場内にお試しプレーが可能な体験ブースも設置した。
  • 2019.08.09
    バイドゥの言語認識技術、16項目のタスクで米グーグルをしのぐ
    2019年7月31日、中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は、AI(人工知能)を活用した言語認識において、言語の意味を理解する自然言語処理モデルの新バージョン「ERNIE 2.0」を発表した。バージョン1.0に続き、英語を扱う言語認識能力が一層強化された。
  • 2019.08.06
    アリババのクラウド事業、チベット自治区でスマート都市を建設
    2019年7月23日、中国EC最大手のアリババ集団の傘下で、クラウド事業を手掛ける「阿里雲(アリクラウド)」は、中国チベット自治区の拉薩(ラサ)市人民政府とスマートシティの建設で提携した。アリクラウドは、クラウドコンピューティング技術とAI(人工知能)、スマートシティの建設における人材と技術力を提供し、ラサ市を中心にチベット自治区のデジタル産業を構築する。
  • 2019.08.01
    テンセントと深セン地鉄集団が提携強化、スマート地下鉄の建設へ
    2019年7月16日、中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)は、中国深センで地下鉄を運営する深セン地鉄集団と、地下鉄のハイテク化及びスマート化で提携を強化した。クラウドコンピューティングやビッグデータ、AI(人工知能)、IoTなどの技術を地下鉄に応用し、イノベーションの創出を図る。
  • 2019.07.29
    アリババ 音楽配信サービスに中国で初めてMQA技術を導入
    2019年7月16日、中国EC最大手のアリババ集団傘下の音楽ストリーミングサービス「蝦米音楽(シャーミー・ミュージック)」は、高音質なMQA(Master Quality Authenticated)技術を採用した音楽配信サービスを中国国内で開始すると発表した。蝦米音楽は、音質の領域で優位に立ち、中国のユーザーの囲い込みを狙う。
  • 2019.07.25
    バイドゥが312億5000万件の有害情報を処理、99%はAI技術で
    2019年7月12日、中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は、19年上半期におけるインターネット上の情報セキュリティーリポート「百度情報安全総合治理報告」を自社メディアで取り上げた。半年間でバイドゥが削除した有害情報は約312億5000万件。処理速度は1秒当たり約2000件となる。
  • 2019.07.22
    テンセント 同程芸龍と旅行業界のマーケ支援システムを構築
    2019年7月4日、中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)は、同社のネット広告を手掛ける「騰訊広告(テンセント広告)」と旅行サービスサイト「同程芸龍(トンチェンイーロン)」が、旅行業界のエコシステムの形成について協業を始めたと明らかにした。
  • 2019.07.18
    バイドゥが「Baidu Create 2019」を開催、AIの最新技術を披露
    2019年7月3日、中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は、中国北京で「2019年百度AI(人工知能)開発者大会(2019 Baidu Create AI Developer Conference)」を開催した。同カンファレンスは3回目で、今回の出席者は約7000人。1年間にわたるAIの成果を披露した。
  • 2019.07.10
    アリババが越境ECへの英語版企業誘致サイトを開き、出店増へ
    2019年6月26日、中国EC最大手のアリババ集団は、海外の商品を取り扱う越境ECサイト「天猫国際(Tモールグローバル)」のための、英語版企業誘致用サイトを初めて開設した。世界各地からの出店をさらに増やし、中国最強の越境ECサイトという地位の確立を目指す。
  • 2019.07.08
    テンセントが出資する新たなライドシェアサービスが開業
    2019年6月26日、中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)が出資するB2C(企業対個人取引)ライドシェアサービス「如祺出行(ルーチーチューシン)」が中国・広州で開始された。まずは1年以内に5つの都市でサービスを展開し、1万台前後の車両を投入する予定だ。
  • 2019.07.04
    バイドゥ自動運転タクシーの路上走行試験を開始、年内に運営も
    2019年6月21日、中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は、中国湖南省の長沙市政府から自動運転車専用のナンバープレート45枚を取得した。バイドゥは長沙市で同社の自動運転タクシー「百度 Apollo Robotaxi(バイドゥ・アポロ・ロボタクシー)」の実用化に向けた大規模な路上走行試験を開始する。
  • 2019.06.27
    アリババのAIスピーカーがホンダに導入、ルノーやアウディにも
    2019年6月11日、中国EC最大手のアリババ集団のAI(人工知能)プロダクト開発部門「阿里巴巴人工知能実験室(アリババAIラボ)」とホンダが、アリババのAIスピーカー「天猫精霊(ティーモール・ジニー)」を、ホンダが日系自動車メーカーとして初めて、中国で販売する車の車載システムに導入すると共同発表した。独アウディと仏ルノーは既に導入を進めており、関連製品を展示して注目を集めた。
  • 2019.06.24
    テンセントは海通証券と戦略提携、証券業務のデジタル化を加速
    2019年6月6日、中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)は中国証券大手の海通証券と戦略提携を締結した。双方はフィンテックとネット証券の分野で提携を深め、ユーザーによりスマートで個性的な証券サービスの提供と、金融エコシステム(生態系)の構築を図る。
  • 2019.06.20
    バイドゥ ブロックチェーン技術のオープンソース化を発表
    2019年5月28日、中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は、独自のオープンソースによるブロックチェーン技術「超級鏈(英語でXuperChain)」を発表した。ブランド名は「Xuper」となる。中国産のブロックチェーン技術として、中国国内でのブロックチェーン業界のエコシステム(生態系)形成を狙う。
  • 2019.06.13
    アリババ、米ウィーワーク、ソフトバンクが提携 中国進出を支援
    2019年5月30日、中国EC最大手のアリババ集団の傘下で、クラウド事業を手掛ける「阿里雲(アリクラウド)」は、シェアオフィス大手の米ウィーワークと、ソフトバンクグループの子会社であるソフトバンクテレコムと戦略提携を締結した。企業の中国市場進出や中国での既存事業拡大を支援するため、クラウドサービスを含めたワンストップのプラットフォームを3社共同で構築する。
  • 2019.06.06
    テンセント 子宮がん診断補助システムなど医療事業の成果を発表
    中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)は、医療事業について成果を発表した。7つのスマート医療の領域やAI(人工知能)を活用した新たな子宮がん診断補助システムなどで、成果を上げている。2019年5月21日から23日に開かれた「騰訊全球数字生態大会(テンセント グローバル デジタル エコシステム サミット)」で発表した。

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