
Watcher 中国テックジャイアント
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- 2020.06.11
テンセント 新型インフラの建設へ5000億元の資金投入 中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)は2020年5月26日、今後5年間で、5000億元(約7兆7500億円)を新基建(新型インフラ建設)への取り組みに投入すると発表した。テンセントのクラウド・スマート産業事業群(CSIG)総裁の湯道生(タン・ダオシェン)氏が、中国主流メディア「光明日報」のインタビューで明らかにした。 -
- 2020.06.08
バイドゥが成都高新減災研究所と提携 AIで災害早期警報を支援 中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は2020年5月20日、中国全土を対象に災害の早期警報を手掛ける成都高新減災研究所と提携した。AI(人工知能)やクラウドコンピューティングなどの技術を災害の早期警報に活用。災害の監視や予測、警報の発信などを事業化し、緊急事態時でも管理可能なスマートシティの建設を目指す。 -
- 2020.06.04
アリババ スマートスピーカー強化に新たに100億元投入 中国EC最大手のアリババ集団は2020年5月20日、自社のスマートスピーカー「天猫精霊(Tモールジニー)」の新商品発表会で、約100億元(約1500億円)の資金を投入し、あらゆるものがネットにつながる「IoT」とAI(人工知能)を組み合わせた「AIoT」およびコンテンツエコシステム(生態系)を強化すると発表した。アリババは自社の製品・サービスで形成する多様なエコシステムを連動させ、ユーザーの日常生活におけるニーズを満たしていく方針だ。 -
- 2020.06.01
テンセントのビデオ会議 国連がオンライン授業への活用を推奨 2020年5月19日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)は全世界の12億人超の学生に、中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)のビデオ会議ツール「騰訊会議(テンセントミーティング)」を推薦した。テンセントはユネスコが創立した「GEC(グローバル・エデュケーション・コーリション)」に招待を受けて加盟しており、新型コロナウイルスの流行期間中、全世界の12億人超の学生に対して「遠隔での授業」を緊急支援する。 -
- 2020.05.28
バイドゥの翻訳サービス DAU前期比40%増 その理由とは 中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)の翻訳サービス「百度翻訳(バイドゥファンイー)」は2020年5月11日、2020年第1四半期(中国では1月~3月)の1日当たりの利用者数(DAU)が前四半期比10%増、前年同期比40%増となったことを公表した。業界内の成長が鈍化傾向にある中で、同サービスはユーザーから高い評価を受け、成長を見せた。 -
- 2020.05.25
アリババ AIのセキュリティー能力診断技術を発表 中国EC最大手のアリババ集団のセキュリティー事業「阿里安全(アリババセキュリティー)」は、AI(人工知能)のセキュリティー能力診断技術「AI安全診断大師」を最近発表したと、2020年5月6日のプレスリリースで公表した。同技術は、医師が患者を診断して処方箋を出すように、AIモデルを全面的に診断して、外部の攻撃に対抗するためのセキュリティー能力を見極め、防御力の向上をサポートする。 -
- 2020.05.21
テンセントの地図サービス 人気ゲームとのコラボで利用者増狙う 中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)の地図サービス「騰訊地図(QQマップ)」は2020年4月27日、テンセントのゲーム事業「騰訊遊戯(テンセントゲームズ)」が提供する中国大人気スマートフォンゲーム「王者栄耀(ワンジャーロンヤオ)」とコラボした地図サービスをリリースした。既存アプリを更新すれば、ワンジャーロンヤオをテーマとした地図サービスを体験でき、3種類のキャラクターとそれぞれの音声データがダウンロードされる。 -
- 2020.05.18
バイドゥ 企業向けコミュニケーションツール市場で勝ち抜き狙う 中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は2020年4月27日、独自の企業向けコミュニケーションツール「百度Hi(バイドゥ・ハイ)」の機能をグレードアップし、ブランド名を「如流(INFOFLOW)」に変更したことを発表した。新型コロナウイルスの感染拡大により企業向けコミュニケーションツール市場が活性化し、競争も激化する中で、バイドゥは「AI(人工知能)技術」と「社内に蓄積してきた知識を管理する能力」の優位性を発揮し、差異化を図る。 -
- 2020.05.14
アリババ 新型コロナウイルスPCR検査の予約サービスを開始 中国EC最大手のアリババ集団傘下の医療関連のネットサービス「阿里健康(アリヘルス)」は2020年4月21日、新型コロナウイルスPCR検査の予約サービスを開始すると発表した。患者はオンライン上で検査サービスの購入および予約ができる。電子版の検査結果レポートは、検体を採取してから最短で24時間以内に受領が可能だ。 -
- 2020.05.11
テンセント 新型コロナ対策サービスパッケージをクラウドで提供 中国インターネット大手の騰訊(テンセント)は2020年4月13日、クラウドサービス「騰訊雲(テンセントクラウド)」について、世界中の企業や医療機関、政府機関などが行う新型コロナウイルス対策をサポートするサービスパッケージをリリースした。主に「リモートワーク」「オンライン授業」「オンライン診療」「政府機関の情報伝達」といったシーンに利用できる多数のプロダクトが含まれ、クラウドでサービスを提供する。 -
- 2020.04.28
バイドゥ 自動運転タクシーの配車サービスが体験可能に 2020年4月19日、中国インターネット検索最大手百度(バイドゥ)の自動運転タクシー「Apollo Robotaxi(アポロ・ロボタクシー)」は、中国湖南省長沙市で、正式に一般市民に開放した試験運営サービスを開始した。同サービスはバイドゥの地図サービスアプリ「百度地図(バイドゥマップ)」およびバイドゥ系アプリの中で展開する独自のAI(人工知能)ミニアプリ「百度智能小程序(バイドゥスマートミニプログラム)」を使って展開される。 -
- 2020.04.27
アリババ 約3兆円をクラウド事業の強化に投入 中国EC最大手のアリババ集団のクラウドサービス「阿里雲(アリクラウド)」は2020年4月20日、今後3年間でさらに2000億元(約3兆400億円)を追加で事業投資することを発表した。この投資によって、グローバル市場を相手にする顧客向けのクラウドサービスを強化し、新型コロナウイルスの感染が拡大する新たな環境下で、幅広い業種の企業を対象にDX(デジタルトランスフォーメーション)の加速をサポートする。 -
- 2020.04.21
テンセント 国連と提携し数千のオンラインイベント開催へ 国際連合は中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)とグローバルパートナーシップを結んだと、2020年3月31日に発表した。世界中で流行している新型コロナウイルスの影響により、国連創設75周年に開催される数千ものイベントがオンラインでの開催へと変更される予定で、これらはテンセントのビデオ会議プラットフォームを通じて開催される。これは国連史上最大規模のグローバルコミュニケーションとなる。 -
- 2020.04.16
バイドゥ ブロックチェーンの新プロダクトと今後の計画を発表 中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は2020年3月25日、オープンソースで提供している独自開発のブロックチェーン基盤「超級鏈(XuperChain)」の新たなプロダクトおよび今後の計画を発表した。バイドゥはブロックチェーン使用のハードルを引き下げ、業界の発展を促進する。同時に、各業界でエコシステムを形成する、より多くの提携パートナーにブロックチェーン技術を提供し、ともに利益を稼ぎ出すことを目指す。 -
- 2020.04.10
アリババ AR活用して世界初のクラウドファッションショー開催 中国EC最大手のアリババ集団傘下のECサイト「天猫(Tモール)」は2020年3月24日から3月30日、中国・上海で開催される大規模ファッションイベント「上海ファッションウィーク」と共同で、世界で初めてのクラウド上のファッションイベント「天猫雲上時装周(Tモール・クラウド・ファッション・ウィーク)」を開催した。同イベントには合計151のブランドが出品し、延べ1100万人以上がライブ配信を視聴した。 -
- 2020.04.02
テンセント WHOなどと新型コロナ対策となるイベントを発起 中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)のメッセージアプリ「微信(ウィーチャット)」は2020年3月25日、世界保健機関(WHO)や複数の大手IT企業が提供するプラットフォームと共同で、テックチャリティーイベントを発起した。イベントでは新型コロナウイルス対策に向けた世界規模のハッカソン「COVID-19 グローバルハッカソン」が開催され、世界各地の開発者は上位を競い合いながら新型コロナウイルス対策に取り組む。 -
- 2020.03.31
バイドゥのAIチップが品質検査設備に導入、高い演算能力を実現 中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は2020年3月15日、クラウドで使われる自社開発の汎用型AI(人工知能)処理チップ「昆侖(クンルン)」が、工業製品の品質検査ソリューションを提供する「微億智造(マイクロインテリジェンス)」の品質検査設備に正式に導入されたことを発表した。これを機に工業界のスマート化に拍車がかかる見通しで、中国産AIチップが工業界で大量に利用される初めてのケースとなる。 -
- 2020.03.27
オンライン学習で利用者急伸 1億2000万人の学生が使う「釘釘」 中国EC最大手のアリババ集団の企業向けコミュニケーションツール「釘釘(ディントーク)」は2020年3月13日、国際連合教育科学文化機関「UNESCO(ユネスコ)」が世界に向けて推奨する遠隔教育ソリューションのリストに掲載された。新型コロナウイルスの感染拡大により全世界で多くの学生の教育進度に影響が及んでいる中、ユネスコはこのようなリストを通じて世界各国の学校や教職員、保護者に対して参考情報を提供している。 -
- 2020.03.24
テンセント 電子書籍サービス大手と提携し文学作品を音声化 中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)の傘下で、中国音楽ネット配信最大手の騰訊音楽娯楽集団(テンセント・ミュージック・エンターテインメント・グループ、略称TME)は2020年3月18日、中国の電子書籍サービス大手「閲文集団(チャイナリテラチャー)」と提携した。両社は良質な文学作品を音声化することでコンテンツを強化し、共同で音声コンテンツ市場を開拓していく。 -
- 2020.03.23
新型コロナの感染を抑制できるバイドゥの自動運転タクシー 中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は2020年3月7日、新型コロナウイルスの影響で休止していた自動運転タクシー「Apollo Robotaxi(アポロロボタクシー)」の試験運営を再開した。同時に、新型コロナウイルス対策が可能な「耐ウイルスPRO」バージョンのアポロロボタクシーの試験運営も始めた。赤外線を使って乗客の体温を測定し、紫外線を照射して車内を殺菌するのが特徴だ。 -
- 2020.03.17
新型コロナ対策、従業員10万人の職場復帰でAIをフル活用 中国EC最大手のアリババ集団は2020年3月9日、従業員に対し自社の新型コロナウイルス対策を公表した。20年2月24日から正式に従業員の職場復帰を開始し、現在は大部分が復帰している。今回はアリババの取り組みから、こうした事態が生じたときの職場復帰について、ヒントを整理して伝える。 -
- 2020.03.12
テンセント 世界初の5Gゲーム用スマホで高度なゲーム体験追求 中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)のゲーム事業「騰訊遊戯(テンセントゲームズ)」は2020年3月3日、世界で初めて次世代通信規格「5G」に対応したゲーム用スマートフォン「騰訊黒鯊3(テンセントブラックシャーク3)」の通常版とPro版を同時にリリースした。ゲーム用スマホメーカー「黒鯊科技(ブラックシャーク)」と共同で開発している。 -
- 2020.03.10
新型コロナ対策で医療現場に音声入力システム 識別率は92%以上 中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)と臨床データ採集システムを手掛ける「子杰宝貝(ズージェーベイビー)」によって共同開発された医療現場向けの音声認識入力システムが2020年2月25日、山東省煙台市の煙台市伝染病医院に導入された。バイドゥはAI(人工知能)を使った音声認識技術を無償で提供することで、ズージェーベイビーの新型コロナウイルス対策支援に向けたシステム開発をサポートしている。 -
- 2020.03.06
アリババ 新型コロナで業者間の不動産取引をクラウド化 新型コロナウイルスの広がりのため、中国政府は中国の60以上の都市で、不動産開発業者と不動産仲介業者に対し、オフライン営業中止の通知を出した。各地の不動産販売店が静まり返る一方、営業活動はオンラインへ移行し、ライブコマースによる商戦が始まっている。そこで活用されているのが、中国EC最大手のアリババ集団が提供する「雲賣房(ユンマイファン)」という、不動産売買をクラウド上で実現できるサービスだ。 -
- 2020.02.28
テンセントのコンテナ式医療施設 AIで新型コロナウイルス識別 中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)は2020年2月20日、CT(コンピューター断層撮影装置)を備えた移動可能なコンテナ式医療施設3つを、中国湖北省の病院3院にそれぞれ配備した。AI(人工知能)による診断補助システム「騰訊覓影(テンシュンミーイン)」を搭載しており、医師のCT検査における作業効率を大幅に向上できる。 -
- 2020.02.25
バイドゥ 新型コロナウイルス対策支援企業の自動運転車開発を支援 中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は2020年2月10日、新型コロナウイルス対策に支援を行う企業に対し、同社の自動運転開発プロジェクト「Apollo(アポロ)」が提供している小型低速車用の自動運転開発キットおよびクラウドサービスを無償開放することを発表した。バイドゥはパートナー企業との連携を深めると同時に、新型コロナウイルス対策への自動運転技術の応用を加速する。 -
- 2020.02.21
アリババ 発表会の遠隔実施サービスで新型コロナウイルス回避へ 2020年2月12日、アリババ傘下のECサイト「淘宝網(タオバオ)」のライブコマースプラットフォーム「淘宝直播(タオバオジーボー)」が、クラウドを通じてオンライン上で新サービス・新商品の発表会をライブ中継配信できるサービス「雲発●(にんべんに布)会(ユンファーブ-フイ)」を発表した。新型コロナウイルスが流行している状況下で、人の密集によるウイルスの感染リスクを回避できる有効な手段となる。 -
- 2020.02.18
テンセント ウイルスに苦しむ武漢市の学生の遠隔授業を支援 2020年2月10日、中国武漢市で、新型コロナウイルスの影響で延期となっていた春節明けの授業が再開された。約90万人の小中高の学生が、自宅でインターネットを通じて遠隔で受講した。同日の中国時間正午、中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)が、学生全体の約81%を占める73万人に、現在無償で提供しているオンライン授業支援サービス「騰訊課堂(テンシュンクータン)」が利用されたと発表した。 -
- 2020.02.13
バイドゥ 自動応答システムの開放で新型コロナウイルス対策支援 中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は2020年1月28日、中国全土で疫病の拡大防止対策処置をする機関に対し、「スマート・アウトバウンドコール・プラットフォーム」を無償で開放することを発表した。社区(社区は中国独自の地域コミュニティー、行政単位)での新型コロナウイルスの感染状況の調査および注意の呼びかけなどの作業を自動化できる。 -
- 2020.02.10
新型コロナウイルスのワクチン開発支援 アリババがAI無償開放 2020年1月29日、中国EC最大手のアリババ集団のクラウドサービス「阿里雲(アリクラウド)」は、新型コロナウイルスの分析および新薬やワクチンの研究開発に取り組む全世界の公的機関に向けて、同社が持つすべてのAI(人工知能)技術とその演算能力を無償で開放することを発表した。連絡窓口はアリクラウドの疫病に関するチャリティー活動を行うチーム「阿里雲疫情公益小組(メールアドレス:wanqing.hwq@alibaba-inc.com)」である。 -
- 2020.02.06
登場して3年 さらに成長続けるテンセントのミニプログラム 2020年1月9日、中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)のメッセージアプリ「微信(ウィーチャット)」上で動く「ミニプログラム(小程序)」が、リリース3年目を迎えた。同日に開催された公開授業「ウィーチャットオープンクラスPRO版」で、ウィーチャットオープンプラットフォーム事業部副総経理の杜嘉輝(ドゥー・ジャーフイ)氏は、ミニプログラムの3年間の実績と今後の展望ついて紹介した。その内容を整理して伝える。 -
- 2020.01.28
バイドゥ 奇瑞汽車との協力を強化し国産スマート運転を世界に 2020年1月14日、中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)と中国自動車大手の奇瑞汽車(キズイキシャ)の役員は、バイドゥの本社である北京百度大厦(ペキンバイドゥビル)で会談し、今後の取り組みについて合意を交わした。両社は主にスマート運転やインターネットマーケティング、北米市場進出といった領域で連携を強化し、ビジネスを拡大していく。 -
- 2020.01.22
アリババ クラウドとエッジを組み合わせたスマートホームを実現 2020年1月10日、中国EC最大手のアリババ集団のクラウドサービス「阿里雲(アリクラウド)」は、スマートホーム設備を開発する紫光物聯(ズーグアンウーリェン)と共同で打ち出した屋内に対応するIoTデータ収集・処理端末「エッジゲートウェイ」を正式にリリースした。 -
- 2020.01.16
テンセント アプリだけで病院診療を可能にして高評価 2020年1月11日、中国広東省で電子版医療保険カードのサービス開始を祝うセレモニーが開かれた。中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)が、メッセージアプリ「微信(ウィーチャット)」の上で医療保険カードの機能を実現し、広東省でサービスを開始した。広東省内で同サービスを導入済みの医療機関数は既に1万以上で、広東省内の医療保険カード所持者1億700万人が、この電子版サービスを利用できるようになる。 -
- 2020.01.15
バイドゥ 北京市で40枚の自動運転ナンバープレートを取得 2019年12月30日、中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は、40枚の自動運転ナンバープレートを取得した。これらの40枚のナンバープレートは北京で初めて第三者の乗車を許可するもので、バイドゥは第三者を乗せた走行試験を北京で実施する初めての企業となる。バイドゥの所有する第三者の乗車が許可されたナンバープレートの総数は120枚となり、競合他社を国内で大きくリードする。 -
- 2020.01.09
アリババが2つ目の本部を北京に、2024年に工事完了予定 2019年12月27日、中国EC最大手のアリババ集団は、もう一つの本部となる北京本社園区の建設工事を正式に開始した。これによりアリババは、北京と現在の本拠地である杭州にそれぞれ本社を持つ「ダブル本社」体制になる。同時に北京本社園区の建設は、アリババと北京市政府の今後の協力を象徴するものとなる。 -
- 2019.12.27
テンセント 北米最大の医療機器展示会のAIコンテストで優勝 中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)のAI(人工知能)研究組織であるテンセントAIラボは、2019年12月1日から6日にかけて米国シカゴで開催された北米最大の医療機器展示会「RSNA(北米放射線学会)2019」のAIアルゴリズムを競うコンテストで優勝した。AIアルゴリズムの活用で、脳出血の早期発見やよりスピーディーで正確な診断が期待できる。 -
- 2019.12.19
バイドゥ AI技術で特許数中国首位 自動運転で圧倒的リード 2019年12月2日、中国の国家工業情報安全発展研究センターは、「人工知能中国特許技術分析リポート」を発表した。同リポートによる中国におけるAI(人工知能)技術の特許申請件数ランキングでは、中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)が、前年比2.4倍の5712件で中国首位となった。ディープラーニング技術、音声認識、自然言語処理、自動運転などAI技術の多くのサブ領域で、首位に立つ。 -
- 2019.12.17
アリババがマレーシアでリアル店舗 商品は消費者を分析して厳選 2019年11月29日、中国EC最大手のアリババ集団はマレーシアの首都クアラルンプールのショッピングモール「MyTOWN」にて、アリババ傘下のECサイト「淘宝網(タオバオ)」のリアル店舗「Taobao Store by Lumahgo」を開業した。「新小売(ニューリテール)」の実現をサポートするマレーシア現地企業「Lumahgo」と共同運営する。 -
- 2019.12.12
テンセント 対話アプリ「微信」で世界中の観光局と連携 2019年11月26日、中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)は、「微信国家歓迎計画」連盟設立大会を開催した。この計画は世界各地の観光局と連携し、テンセントの対話アプリ「微信(ウィーチャット)」が形成するエコシステムを活用したソリューションを提供するもの。中国人海外旅行客の旅行体験を向上させると同時に、世界各地の観光業界のデジタル化を促進する。