中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)のメッセージアプリ「微信(ウィーチャット)」は2020年3月25日、世界保健機関(WHO)や複数の大手IT企業が提供するプラットフォームと共同で、テックチャリティーイベントを発起した。イベントでは新型コロナウイルス対策に向けた世界規模のハッカソン「COVID-19 グローバルハッカソン」が開催され、世界各地の開発者は上位を競い合いながら新型コロナウイルス対策に取り組む。

「COVID-19 グローバルハッカソン」の応募サイトのトップページ
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 ハッカソンは、ハック(hack)とマラソン(marathon)を組み合わせた造語で、公共の課題を革新的な技術によって解決するアイデアを応募し、実際に短期間に集中的に開発するイベントだ。同ハッカソンは開発者が開発したものをオンラインで提出する形で開催される。

 同ハッカソンをサポートするテクノロジー企業およびプラットフォームには、ウィーチャット以外に、米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)や米フェイスブック、米ジフィー(GIPHY)、米マイクロソフト、米ピンタレスト、米セールスフォース・ドットコム、米スラック、中国のティックトック、米ツイッターなどが名を連ねる。

 各社は独自の開発リソースを開発者に提供し、アイデアの実際の開発をサポートする。ウィーチャットはここでは、ウィーチャットアプリ内で使用できるミニアプリ「小程序(ミニプログラム)」の開発を支援し、新型コロナウイルスの対策に有効なミニプログラムを、世界から募集している。

課された7つのテーマ