中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)のゲーム事業「騰訊遊戯(テンセントゲームズ)」は2020年3月3日、世界で初めて次世代通信規格「5G」に対応したゲーム用スマートフォン「騰訊黒鯊3(テンセントブラックシャーク3)」の通常版とPro版を同時にリリースした。ゲーム用スマホメーカー「黒鯊科技(ブラックシャーク)」と共同で開発している。
今回リリースされたスマートフォンは、騰訊黒鯊(テンセントブラックシャーク)として3代目となるが、設計はこれまでと大きく変わっている。2代目までは、スマホの中身こそゲームにより特化しているものの、外側部分は一般的なスマホとほぼ変わらなかった。
ゲームプレーに便利な操作ボタンを設置
これに対し、3代目ではスマホを横向きに持った際に、ゲームプレーに便利なボタンが右上と左上に設置される仕様になっている(使用しない際は収納可能)。
音声でのゲーム操作も可能に
音声操作が可能なユーザーインターフェース「JOYUI11」も搭載している。ユーザーはこれまでゲーム内のキャラクターをボタンや画面へのタッチで操作していたが、騰訊黒鯊3では音声での操作も可能になる。画面タッチとボタン、音声の3つを組み合わせて操作できることで、より効率的な操作が可能になり、ユーザーのゲーム体験を向上させている。
このコンテンツ・機能は有料会員限定です。