2019年11月19日、中国EC最大手のアリババ集団は、ライフスタイル関連のサービス事業者向けに「新サービス」戦略を発表した。地域生活サービスを扱うO2Oプラットフォーム「口碑(コウベイ)」とネット出前サービス「餓了麼(ウーラマ)」を統合して設立した「阿里本地生活服務公司」が、新サービスを提供する。

コウベイとウーラマは「新サービス」戦略を発表し、「新サービス連盟」を発足させた
コウベイとウーラマは「新サービス」戦略を発表し、「新サービス連盟」を発足させた

 この「新サービス」戦略は、ライフスタイル関連サービスを提供している企業向けに、「サービス」「プロダクト」「ハードウエア」の3つの異なる観点から、企業のデジタル化およびスマート化をサポートする。そして、あらゆる事業者にスマートな運営管理ツールを提供することで、事業者の運営の効率化を全面的に進め、収益増とコスト削減を実現。併せて、消費者のニーズに合わせたサービスの提供もサポートする。つまり、ウーラマやコウベイのプラットフォームを活用する事業者は、従来はその後にどうやって利益増を図るかは自身で解決しなければならない課題だったが、今回のサービスにより、その後の部分もサポートを受けられるようになる。

アリババ本地生活商業オペレーションシステム

 「アリババ本地生活商業オペレーションシステム」とは、コウベイによる当該店でのサービス提供と、ウーラマによる配達サービスの両方を一つに統合した、新たな事業者向けのシステムである。コウベイとウーラマに加えて、アリババのクラウドサービス「阿里雲(アリクラウド)」やスマホ決済サービス「支付宝(アリペイ)」、アリババの企業向けコミュニケーションツール「釘釘(ディントーク)」などが基盤となる。

 また、デジタルマーケティングプラットフォーム「阿里媽媽(アリママ)」とも連携する。そうすることで、業者の立地選択からサプライチェーンの構築、予約、注文、配送、決済、口コミまで一連のデジタル対応をサポートし、さらにサービス本体や店舗そのもの、マーケティングのデジタル化もサポートする。

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