2019年10月11日、中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は、中国河北省石家荘市で開かれた2019中国国際デジタル経済博覧会で、滄州市人民政府から自動運転車専用ナンバープレート30枚を獲得した。両者は戦略提携協議書を締結し、バイドゥが持つAI(人工知能)や自動運転、クラウドコンピューティング、ビッグデータなどの技術を滄州市へ応用し、同市のスマート化を進める。
2019年度の博覧会での発表は、河北省の自動運転に対する政策に新たな突破口を開くものとなった。バイドゥに.向けて発行された30枚のナンバープレートは、第三者の乗車を許可するもので、京津冀地区(京津冀はそれぞれ華北エリアの北京市、天津市、河北省を指す)で初となる。19年10月末には滄州市で走行試験が実施される予定だ。
雄安新区、保定市、滄州市、それぞれでの取り組み
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